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二宮side ページ39

今日は、
生放送に向けての振り入れがあるんだよね


ちょっと早く来ちゃったから、
飲み物でも買おっかなって、廊下を歩いてたら、







コロコロ...と、
俺の足元に、1枚のコインが転がってきた。



誰かが落としたのだろうか。









...ん?
自販機の前で誰かがしゃがみ込んでるな...









...そこにいるのは、千賀くん?



二宮「...大丈夫?...千賀くんっ?」

俺と目が合った。

s「...ハァハァ...ハァ...」




苦しそうだ、






俺は、千賀くんの背中を摩り、
声をかける。






二宮「...ゆっくり呼吸しよう。

吸ってー... 吐いてー...」





s「...ハァハァ...スゥー.....ハァハァ.....ハァー.....ハァハァ.....」









だんだん落ち着いてきた。









s「...ハァ...すみません、」


二宮「いや、謝ることないよ。それより、大丈夫?」


s「はい、もう大丈夫です!」






s「...ぁー、お金落としちゃったんだぁ...」



千賀くんは、ワタワタと、自販機の下を覗き込んだり、
探し始めた。









二宮「...はい、そいえば転がってきたよコレ」
俺がさっき拾った百円玉を、見せる。


s「...あっ、ありがとうございます!」





千賀くんは、俺からそれを受け取って、
自販機に入れた。







3本、4本、...

...ん?何でそんなに買ってるんだ?







二宮「何で、そんなに買ってんの?」


s「...あ、...メンバーの分ですよ。笑」







二宮「...ふーん、
年下に買わせるなんてね...」


s「あっ、違いますよ、
ジャンケンで負けちゃってっ、...笑」






そう言って、彼は、俺に

ぎこちない笑顔を見せた。









二宮「...そう、」


s「...あのっ、二宮くん、
ありがとうございましたっ、!」




二宮「あぁ、あんま無理するなよ。」


千賀くんは、深くお辞儀して、

5本のスポドリを抱えて、


小走りで去っていった。









二宮「...ふふっ笑
無理するなって、言ったのに、
走ってるし。笑」




そんな事を呟きながら、


何で、あんなに笑顔がぎこちなかったのだろうか







それに、なーんか、無理して明るく振舞ってる

感じだったなぁ...


俺は、そんな事を疑問に感じた。

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設定タグ:病系 , Kis-My-Ft2 , 千賀健永   
作品ジャンル:タレント
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ys09260313(プロフ) - 千ちゃんが可哀想過ぎてめっちゃ泣きました(><) (2019年9月4日 18時) (レス) id: 2a893dbc07 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - ほんたさん» コメントありがとうございます!千賀くんカッコイイですよね。私も友達に誘われて行った初めてのライブから一目惚れです。とても励みになります!頑張ります^^* (2019年8月25日 21時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
ほんた(プロフ) - 最初は話について行くのに必死でした、でもどんどん読むにつれて最近爆イケでリアコになってしまった千賀さんが酷い目にあって助けてあげたい、傍に居てあげたいって思いました。とてもいい作品だと思います!設定も好きです!これからも楽しみにしています(^^) (2019年8月23日 2時) (レス) id: d2c8f34515 (このIDを非表示/違反報告)
ナス - めちゃくちゃ怖いですね(><;)千ちゃん負けないでって思いました!これからも応援しています! (2019年8月9日 3時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ(プロフ) - 千ちゃんかわいそうですね(><)この作品見てると「千ちゃんを助けたい!」って思いますが、すごい設定に惹かれました!!これからも応援してます(^ ^) (2019年6月12日 21時) (レス) id: 8021708f77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月31日 19時

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