s side ページ23
朝が来て、
中居さんにパン1枚くらいは食べなさいって
言われたから、
ちびちびと、食べていた。
...ピンポーン
ミツが迎えに来たみたい。
俺は、準備を済ませて、玄関へと向かった。
ミツと、中居さんが何か話してるみたいだった。
ミツが俺に気づいて、優しい笑顔を向けてくれた
もしかしたら…って
淡い期待を抱いてしまった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈でも、違ったんだ。
それは、ミツに腕を掴まれた時に気づいた。
すごく力が強かった。
ミツが挨拶をして、
玄関のドアが閉まった。
ミツが俺の腕を掴んだまま、
ぐいぐいと、進んでく。
人気のない道に入った。
ミツは、俺の胸ぐらを掴んだ。
s「...っ、」
ki「...お前さぁ、中居さんに俺らの事言ったか?」
s「言ってない...よ...」
ki「...はぁ...ならいーけど。」
ミツは、腕を下ろした。
ki「先輩にまで迷惑かけないでくれる?」
s「...ん、ごめんなさい。」
ki「...俺、この後撮影あるし、さっさと行くぞ」
また、ミツは、俺の腕をぐいっと引っ張った。
ミツが呼んだタクシーに乗り込んだ。
宮田の家まで向かってるようだ。
s「...え、いや、俺の家じゃ」
ki「何言ってんだよ、宮田が目覚ますまで俺らが看病してんだから、お前も居なきゃ、中居さんに怪しまれんだろ?」
ki「...はぁ...お前が先輩の前でぶっ倒れなきゃな。」
ミツが俺の事を睨んでくる。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈宮田の家に着いた。
ガチャ...
y「みっちゃん、おつかれ」
ki「...おぅ、」
ミツが部屋へと上がっていく。
ki「...おい、早く入れよ。」
s「...ぅ、うん。」
俺は、ミツに続いて入った。
リビングには、がやさんとニカもいた。
2「...え、」
f「...どういうこと?」
ki「あぁー悪いな。こいつ、先輩の前でぶっ倒れたからさぁ〜」
ミツが俺の肩をガシッと掴んで、
俺を乱暴に前に突き出した。
f「...フフ。...ちょーどいいんじゃない?
ストレス発散できるって訳だし。笑」
ki「ま、そういう事だな笑」
y「みっちゃん、すぐ撮影でしょ?朝ごはん食べなっ」
ki「ありがと〜♪」
ミツが嬉しそうにテーブルへと向かった。
ki「...うまっ!」
俺は、部屋の端に座った。
y「みっちゃん、お迎え来たよ。」
ki「んっ、ありがと!よこーさんっ!」
ki「じゃ、いってきまーす!」
y「はーい、いってらっしゃい。」
ミツが慌ただしく出て行った。
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ys09260313(プロフ) - 千ちゃんが可哀想過ぎてめっちゃ泣きました(><) (2019年9月4日 18時) (レス) id: 2a893dbc07 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - ほんたさん» コメントありがとうございます!千賀くんカッコイイですよね。私も友達に誘われて行った初めてのライブから一目惚れです。とても励みになります!頑張ります^^* (2019年8月25日 21時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
ほんた(プロフ) - 最初は話について行くのに必死でした、でもどんどん読むにつれて最近爆イケでリアコになってしまった千賀さんが酷い目にあって助けてあげたい、傍に居てあげたいって思いました。とてもいい作品だと思います!設定も好きです!これからも楽しみにしています(^^) (2019年8月23日 2時) (レス) id: d2c8f34515 (このIDを非表示/違反報告)
ナス - めちゃくちゃ怖いですね(><;)千ちゃん負けないでって思いました!これからも応援しています! (2019年8月9日 3時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ(プロフ) - 千ちゃんかわいそうですね(><)この作品見てると「千ちゃんを助けたい!」って思いますが、すごい設定に惹かれました!!これからも応援してます(^ ^) (2019年6月12日 21時) (レス) id: 8021708f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月31日 19時