澄み渡る空は 2

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キスブサの収録が始まった。

俺が座るのは、がやさんの隣だ。


ミツがいつものように、ゲストさんの話を引き出している。


俺は、隣にがやさんがいることでビクビクしちゃって、ちゃんと話を聞けていなかった。


佐野｢...千賀さんはどうですか？｣

佐野さんに振られちゃった…

s｢...えと、...あの、...｣

みんなの視線が怖い。

2｢...千賀も俺と一緒だよな？｣


s｢、うん！｣


隣の二力に助けられた。




無事、キスブサの収録は、終わった。




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈次は、振り入れだ。






生放送での、新曲披露が近づいてて、



その確認になったんだけど、




小林さんが用事あって、
来れないみたいで。




スタ｢...ちょっと、全体見たりとか、千賀さんにお願いしてもいいですかね？｣

スタ｢後、FREEZEと蜃気楼の振り入れも、できる所まで出来たら、やってほしいって小林さんから、伝言頂いてまして。｣

てな感じで、お願いされちゃって。



まじかぁ。


ただでさえ、メンバーに振りを教えるってだけでも
気を使うのに。



今の状況は、最悪なわけで、。



s｢...えと、...とりあえず、新曲通してみよう！｣


2｢そうだね。｣


ki｢...よし、やるか！ほら、みんなも準備して。｣


ミツのその掛け声でやっと
他のみんなも動き出してくれた。




新曲を通して、
録画したものをみんなで見て。



s｢...うん！いいと思う！｣



t｢...何もないわけ？｣



s｢...えと、...ちょっと玉が振りあやふやなとこあるから、そこ確認できれば大丈夫だと思う。｣


t｢はいはい。...他には？｣


s｢...えっと、.......｣



t｢あーはいはい、俺だけってことね。｣



ki｢んじゃぁ、も一回各自確認してから、
合わせるでいいか？千賀。｣


s｢...うん！｣



各自もう1回確認して、
また、合わせてみて。


上手くいったから、次は、FREEZEと蜃気楼の振り入れになった。



2｢どっちからやる？｣


s｢えと、FREEZEからで。｣



s｢...FREEZEなんだけど、それぞれ動きが違ってて、...｣


俺は、事前に撮ってた動画をメンバーそれぞれに送って、見てもらうことにした。

みんなその動画を見つつ、
振りを真似てて。


ki｢千賀〜ここってさ、｣
s｢...あ、そこは...｣
たまに、メンバーのとこに行って教えて。



あ、玉がちょっと違ってて、
分かりづらかったかな？伝えなきゃ。
s｢...あ、玉、そこはね…｣









t｢...あぁ、もう！｣
俺は、玉に投げ飛ばされた。

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