澄み渡る空は 2

f side ページ43

千賀が出て行った後の楽屋で、

それぞれの事をして過ごしてたんだけど

t｢...ねぇ、アイツ遅くなーい？｣

m｢確かに、...そうだね｣


千賀が、出ていってから、もう20分ほど、経つ。


ほんと何してるんだ、？



すると、ニカが立ち上がって、
2｢俺、見てこようか？トイレ行きたいし。｣


f｢...待って、俺も行く｣





そう、俺は、ニカがずっと気かがりだった。

俺達のやる事に疑問感じてる
そんな表情をしてる時が多い。









ニカと楽屋を出る。

f｢トイレ行くんでしょ？｣2｢...あぁ、うん。｣

トイレに入る。









2｢...ねぇ、俺達がやってる事って間違ってるよね？｣

f｢何のこと？｣

2｢千賀が、俺達の前で1回でもそんな態度取ったことっ、f｢ねぇ、｣

f｢...ニカも、千賀に酷い事した、よね？
俺らと一緒だよ。｣

勿論、これを言われたら、反論できないだろう。
二力は、黙り込んだ。









俺は、二力に詰め寄った。
f｢それと、あんま反抗しない方がいいよ。
アイツみたいな目に遭いたくないでしょ？...笑｣




俺は、あの日の事を思い出させるかのように、二力の右肩をガシッと掴んだ。爪がめり込むくらいに...

2｢...っ、...｣









俺も玉もみつも、仕事のストレスでつい...、


いや、そんなの言い訳だ。


必死に、自分は間違っていないと思い込んだ。









──────────俺たちは、

もう後戻り出来なくなっていた。









二力と、トイレから出ると、

相葉くんがバタバタと、走っていて、


相葉｢...あっ、二階堂くんと、藤ヶ谷くん！

あのねっ、千賀くんが、...｣

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