s side ページ31
...ガチャ
玄関のドアが閉まった瞬間、
ドアに背中をくっつけて
俺は、ずるずるとしゃがみこんだ
s「.....っ、...はぁ.....」
我慢してたものが溢れ出す
いや、こんな所で、めそめそしてる場合じゃない
不審に思われちゃうな。
俺は、涙を拭って立ち上がった。
あーぁ、中居さんから借りてたジャケットを
汚しちゃったなぁ。
ハンカチで右肩の傷口を抑えて、
俺は、歩き出した。
このジャケットが俺の事を苦しめるとは、
知る由もない┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
プルルルルル...
小林さんからだ。
俺は、電話に出た。
s「...はい、」
小林「千賀く〜ん、今すぐ、〇〇ってとこに
来てくれないかな?」
s「...あ、えっと、...」
小林「キスマイの今後のお仕事に関わるんだよ。
早く来てね。」
...ブチッ
そう告げられて電話は切られた。
俺は、仕方なく、そこへ向かった。
呑み屋さんのようだ。
受付に行くと、
受付「あ、千賀さんですね、奥のお部屋になります」
奥の方へ行くと、
小林さんがいた。
小林「...お、来た。」
しかし、俺の着たジャケットを見た瞬間に顔付きが変わった
小林「...なんでお前がそれを来てるんだよ。」
s「あ、これは、...先輩から」
小林「...中居だろ?」
s「...えっ、?」
小林「それは、俺が中居にあげたもんなんだよ。」
s「.....あっ、...」
無理やりジャケットを脱がされ、奪われた。
小林「...ほら、行くぞ」
俺は、小林さんに背中を押され、
奥の部屋に入った。
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ys09260313(プロフ) - 千ちゃんが可哀想過ぎてめっちゃ泣きました(><) (2019年9月4日 18時) (レス) id: 2a893dbc07 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - ほんたさん» コメントありがとうございます!千賀くんカッコイイですよね。私も友達に誘われて行った初めてのライブから一目惚れです。とても励みになります!頑張ります^^* (2019年8月25日 21時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
ほんた(プロフ) - 最初は話について行くのに必死でした、でもどんどん読むにつれて最近爆イケでリアコになってしまった千賀さんが酷い目にあって助けてあげたい、傍に居てあげたいって思いました。とてもいい作品だと思います!設定も好きです!これからも楽しみにしています(^^) (2019年8月23日 2時) (レス) id: d2c8f34515 (このIDを非表示/違反報告)
ナス - めちゃくちゃ怖いですね(><;)千ちゃん負けないでって思いました!これからも応援しています! (2019年8月9日 3時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ(プロフ) - 千ちゃんかわいそうですね(><)この作品見てると「千ちゃんを助けたい!」って思いますが、すごい設定に惹かれました!!これからも応援してます(^ ^) (2019年6月12日 21時) (レス) id: 8021708f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月31日 19時