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s side ページ19

s「...ありがとうございます」

タクシーで、宮っちの家の近くで降ろしてもらった

時間はもう22時を過ぎていた

外は雨が降っていた。


傘を持っていない俺は
雨に打たれながら、家に向かった




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ピンポーン


...ガチャ

かなり間があった後、顔を出したのはミツだった


ki「...なんの用?」


s「...コレ、中居さんからっ」

バッとミツは、俺からその袋を奪い取った。


ki「...あぁ、もう見舞いとか来なくていいから。」

...バタン そう言い放たれて、玄関のドアを閉められた


ハハ...馬鹿だなぁ俺。


家あげてくれるかもって、どこかで期待してた自分がいた


家まで、歩いて帰るか。



さっきよりもはるかに雨足は強くなっていた。



中居 side

遅くなっちゃったけど、顔出してやるか

そう思って、マネージャーに宮田の家まで
送ってもらっていた。


でも、その道の途中で、土砂降りの中、
傘をささずに歩いてるやつがいて。

その姿に見覚えがあって。


中居「...ごめん!ちょっと降りていい?」

マネ「あ、はい!」


俺は車から降りて、傘を持って、飛び出した。



とぼとぼ歩いてるそいつに傘をさしてやった。

中居「...お前、風邪引くぞ。」

s「...なかい、さん?...」


中居「...ちょっ、おい!」


千賀は俺に倒れかかってきた。



あれから、俺は千賀を自分の家へ連れて行った。


自分の家に着いて、

千賀を寝かせて。


俺は、アイツに電話をかけた。



ki「...もしもし?」


中居「おぉ、俺だけど。」


ki「えっ、中居さん?」


中居「...悪いなぁ遅くに。」


ki「...あ、いえ、そんな」


中居「ついさっき、見舞いに行こうとしてたんだけどよ、千賀がフラフラ歩いてたからさ、
俺の家に連れてきたんだよ」


ki「迷惑かけてすみません!
あの、すぐ迎えに」

中居「あぁ〜いいからいいから。
今日はもう遅いし。
明日の朝でいいよ。」

ki「...あぁ、すみません。」


中居「宮田は?どうなの?」

ki「熱が高いみたいで、...まだ目を覚まさなくて...」


中居「そうかぁ、...良くなるといいな」

ki「...はい、」


中居「じゃ、またな。」

そんな会話をして。



チラッと、千賀を見ると、眠れているようだ。


寝返って捲れたのか、そこには痛々しい傷跡があった


中居「...なんだよコレ」


思わず呟いていた。

s「...んん...」

起きちゃうかなと一瞬焦った。


俺は、眠っている千賀に、ブランケットを掛け直してやった。

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設定タグ:病系 , Kis-My-Ft2 , 千賀健永   
作品ジャンル:タレント
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ys09260313(プロフ) - 千ちゃんが可哀想過ぎてめっちゃ泣きました(><) (2019年9月4日 18時) (レス) id: 2a893dbc07 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - ほんたさん» コメントありがとうございます!千賀くんカッコイイですよね。私も友達に誘われて行った初めてのライブから一目惚れです。とても励みになります!頑張ります^^* (2019年8月25日 21時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
ほんた(プロフ) - 最初は話について行くのに必死でした、でもどんどん読むにつれて最近爆イケでリアコになってしまった千賀さんが酷い目にあって助けてあげたい、傍に居てあげたいって思いました。とてもいい作品だと思います!設定も好きです!これからも楽しみにしています(^^) (2019年8月23日 2時) (レス) id: d2c8f34515 (このIDを非表示/違反報告)
ナス - めちゃくちゃ怖いですね(><;)千ちゃん負けないでって思いました!これからも応援しています! (2019年8月9日 3時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ(プロフ) - 千ちゃんかわいそうですね(><)この作品見てると「千ちゃんを助けたい!」って思いますが、すごい設定に惹かれました!!これからも応援してます(^ ^) (2019年6月12日 21時) (レス) id: 8021708f77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月31日 19時

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