好きになったのは弟でした 2nd

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なんだか頬やら口やらおデコやら…いろんな場所に違和感を覚え目が覚めた



侑「あ起きちゃった」


涼「侑李お前か…今何してた？」



背を向けて寝てたはずなのに何故か今は侑李が真正面にいる



侑「んーっとね…、お兄ちゃん寝ちゃってつまんないし、しかも背中向けて寝るから僕がこっちにきて向かい合わせになった〜！」


涼「それだけじゃないでしょ？」


侑「その後は〜いろいろ♡シークレットですっ」




唇に人差し指を当ててウィンクをしてきた

破滅的に可愛い…が




涼「可愛くゆっても許しませんよ？」


侑「可愛いって思ってもらえたならそれでいい！」



スーパーポジティブシンキングだな…




涼「で、簡潔に言うとキミ私が寝ている間好きなことしてたね」


侑「うん」



おお、素直すぎてびっくりしたよ



涼「そんなに俺の顔好き？」


侑「好き。だって綺麗だもんお兄ちゃんの顔が世界で一番綺麗だよダイヤモンドなんかより」



そう言って俺の顔を壊れ物のように優しく触れてきた




涼「くすぐってぇよ笑」


侑「その目に僕はどう映ってるの？」



俺の目をまっすぐ見て問いかけてきた



涼「俺が？侑李をどう見てる…か？」


侑「そー」




涼「そりゃー可愛い子リスとかかな笑」


侑「む！それって子ども扱いしてるってこと？！」


涼「今のは見た目の話でしょ？！子ども扱いとは別じゃん！」


侑「じゃあ、ちゃんと普通の男子高校生として見てくれてる？」


涼「そりゃー…まーね？一応ねだって侑李可愛い顔してるくせ意外に体つきは昔っからガッチリしてるし、ふとした時の表情が色っぽかったりとかなんかあるよね〜ははは、」





侑李は何が聞きたいの？

俺に好きって言わせたいのか？




そして俺はボロボロと何を言ってるんだね？

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