好きになったのは弟でした 2nd

22 ページ22

.


光「んじゃ、お邪魔しました〜！超楽しかったわ！また誘ってな〜次こそ泊まるわ」


涼「もちろん！またやるとなったら誘う！明日からまた頑張りましょっ」



やはり光先輩と話すとなると敬語がちになってしまうな




薮「よくわからない連れにも美味しいものと楽しい時間をありがとう！俺ここ気に入ったわ！光とまたこさせて！」


涼「当たり前じゃないっすか！いつでもきてくださいっ」




二人はそのあとも裕翔とか大ちゃんとも何か話してて話が終わったのか じゃーまたくるな〜 と帰っていった




涼「さてと…っと。俺は片付けでもしますかね」


大「よろしくーー！」


涼「いや、お前もやるんだよ」


大「えーーー！！！」



めんどくせぇ〜！なんて言いながらも手を動かしてくれてる



涼「じゃ、侑李はその間風呂でも入ってくる？さっき沸かしといたから」


侑「僕も手伝う」


涼「え？いいよ先入ってきな？」


侑「…はいはい」



なんで少し悲しそうな顔をした？

そんなに手伝いたかった？！珍しい子…



裕「えーー！じゃあ俺何しましょかね〜！」


涼「裕翔と圭人は布団敷いてきて」


圭「おっけ〜！」


涼「あ、誰か俺の部屋のベッド一個使ってもいいよ」


裕「え？なんで？やまはどこで寝るの？」



…まさか弟と一緒に寝るだなんて口が裂けても言えねえよ



涼「まあそこら辺で寝るから気にすんな」


大「俺がベッドで寝る〜〜！！よっしゃ〜！！」


裕「えーーー大ちゃんずるい！！！」


大「早いもんがちぃ〜っ」



へへんっと鼻の下を人差し指で擦りながらドヤ顔をしてる



涼「うぜぇ顔」


大「うるせぇなっ」


涼「口じゃなくて手を動かせ」


大「へいへい…涼介くんは侑李くんと一緒に寝ますからね…」


涼「おいてめぇ、今その話違ぇだろ」



何の悪びれもなくそのことについて触れてきやがった




大「部屋、隣じゃん危なーやらしーーー」


涼「だからそんなんじゃねぇって」


大「どうだか〜？侑李はその気かもしんねぇじゃん」


涼「まじそれは困るんだって」




はっきりいって今の俺は侑李に夜這いでもされたらそのまま流れに流されてしまいそうだ

23→←21

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す