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にじゅうご ページ27

「…なぁ、俺部屋まで行かなきゃダメか?」



「俺っちまだ動けない〜」



「はぁ、わかったよ。ほら鍵」



「やった!はい鍵」









「お邪魔しマース…」





「ぁ、遅かったな一二…」






え、昨日のリーマン。





「Aさん…?いや、髪の色とか目の色が違う…そっくりさん?そんなわけ…」





なんかぶつぶつ言ってる。
正直に言おう。とても怖い





「あ!独歩ちん!この人はA!おれっちのこと助けてくれたんだぜ!」






「A…さん?」





「よ、よぉ。昨日ぶりだな。」





「な、なんで…天使様じゃ…その頭のやつはなんですか…まるで、悪魔…みたいな」





んんん、本当のことを言うべきか?




「一二三、降ろすな。おい、お前。よく見とけよ」




一二三を近くのソファーに降ろし天使になる。
あーあ、面倒くさいことになっちまったなぁ。






「ぇ…え?これは俺がおかしいのか…?ついにイカれたのか?」





「A!すっげぇ綺麗!やっべぇ!触ってもいい?」





「あ?別にいいけど…。お前動んのかよ。おい、大丈夫かリーマン」




「ぇ?はい。えっと、天使様が悪魔で悪魔が天使様…?」





「おいおい…お前も触るか?」





「ええ!?そんな、恐れ多い…。」





いやいや…一二三なんて顔埋めてるし





「まぁ嫌なら無理強いはしねぇけど。」





「ぅ…じゃあ…少しだけ」





「おう、こいこい。てか名前なんて言うんだ?」





「わ、ふわふわ…。俺は観音坂独歩です。」





「んん、独歩何歳?」





「え?に、29歳…です。」





「俺22歳。敬語無しでいい。」





「そ、そんなこと…」





本当は俺が敬語使わなきゃ駄目なんだけどな…。
苦手なんだ。敬語




「な?お願いだ」






じゃあ、と言って渋々頷いてくれる。






「俺そろそろ帰る。じゃあな」






「待って待って!もう遅いしさ、泊まってきなよ。」






「え?いやいいよ」






終電は逃がしたけど俺飛べるし






「えぇー、独歩ちんも泊まって欲しいよね?」






「まぁ…。はっ三十路近いおじさんが二人いる家に若いイケメンってなんか犯罪臭が…俺ついに捕まるのか…?」





「じゃ、じゃあ、電話貸してくれるか?ぁ、やっぱりいい。もう寝てるだろうし」






「…取り敢えず風呂入ってきたらどうだ?」

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たか(プロフ) - ルキさん» 本当ですね!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月11日 20時) (レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - 影さん» ご指摘ありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです…。 (2019年5月11日 20時) (レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - 38で、リーマンとジジイはわかったって書いてありますけどリーマンとホストじゃないですかね?先生とまだ会ってないはずだし...。 (2019年5月11日 17時) (レス) id: c2d88afda5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - (さんじゅうろくの最後の方誤字がありますよ)お話面白くて大好きです! (2019年5月11日 7時) (レス) id: a9d9ba6240 (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - apipeさん» ご想像にお任せしたい所ですがあえて言うとしたらお互いのモノを、、ね?(つたわれ)って感じです笑 (2019年5月10日 18時) (レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たか | 作成日時:2019年4月22日 23時

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