百合隊の絆【檸檬】 ページ9
千草「弥生…、どこ行ったんだろう…。」
一方で千草は弥生たちを完全に見失い、
路頭をさまよっていた。
高杉に一度姿を見られたのだ。
知り合いのようだったし、このまま放っておくのは危険だろう。
千草が焦りながら弥生を探していると、
千草「あっ…いた…。」
銀時に守られている弥生の姿がそこにはあった。
2人とも難しそうな顔をしており、決して穏やかでないことは確かだった。
千草「弥生、大丈夫?もしかして…会った?」
高杉、あえてその名前は出さなかった。
弥生が嫌な気分になってしまうのは嫌だった。
百合隊の数は少ない。その分連携や信頼関係が必要になってくるからだ。
弥生「ちょっとね…。」
弥生はそれしか言わなかった。
普段人懐っこい彼女がそれしか言わない程に、
事は深刻なのだろうと千草は察する。
千草「あの、もじゃもじゃ綿あめさん。」
銀時「え、それまさか俺のこと?
何となく怜南から隊士たちの性格とか聞いてたけど、このシリアスなシーンでその呼び方って君ほんとに変人なんだね。」
千草「弥生を、私の大切な子を守ってくれてありがとうございました。」
銀時「…おう。」
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢沢夏美(プロフ) - 更新しました (2019年1月29日 16時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - 更新します (2019年1月29日 16時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
月輪(プロフ) - 終わりました (2018年9月30日 0時) (レス) id: 70f70208e4 (このIDを非表示/違反報告)
月輪(プロフ) - 更新してきます (2018年9月29日 23時) (レス) id: 70f70208e4 (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - 終わりました (2018年9月28日 11時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:血塗られし彼岸花参加者 x他6人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年9月17日 21時