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電話の向こうから聞こえてくる玉の叫び声。
一瞬で玉がパニックになっているのが分かる。
「玉がこれを知ったらパニックになる。」
そう思ったオレは玉のマンションの駐車場に向かった。
すぐ車を止めて急いで玉の部屋に入る。
目に入ったのはパニックで過呼吸になっている玉の姿。

横「玉!!」
玉「ハァハァハァ…わっハァ…た…ハァハァハァ…」
横「無理して呼ばなくていいよ とりあえず玉オレのまねして」

玉はゆっくり首を縦に振る。
オレは、ゆっくり深呼吸をする。
玉も一生懸命オレのまねをしてる。

玉「スー・・・ハァー・・・スー・・・ハァー・・・」
横「玉、落ち着いた?」
玉「うん・・・ありがとうわた・・・」
横「全然いいよ こんな事ぐらい」
玉「宮田・・・・」

玉の肩が震えていた。

横「我慢しなくていいよ」

オレは、優しく玉の背中を摩りながらに言った。

玉「わた・・・グスッ・・・わたーー!!」

玉がオレの胸で泣く。
オレは、玉を優しく抱きながら
「辛かったな」「悲しかったな」
としか言えなかった。
そんな自分が情けなかった。
情けなくて仕方なかった。

玉「グスッ・・・」
横「落ち着いた?」
玉「うん・・・」
横「びっくりしたね・・・」
玉「うん・・・
  ねぇ、わた」
横「何?」
玉「みんなは・・・?」
横「ジャニーさんの所に行ってる。」
玉「オレも行く・・・」
横「大丈夫か・・・?」
玉「大丈夫。オレ、つらいけど宮田の事詳しく知りたい・・・」
横「分かった。でも、無理するなよ」
玉「うん・・・」

オレは、玉と一緒に事務所に向かった。

北→←玉



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LO舞 - よっしーさん» ありがとうございます!!これからも頑張って書いて行きます!!何かリクなどかあれば言って下さい!! (2016年9月4日 20時) (レス) id: 90c4bf4cab (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - はじめまして!この小説凄く面白いです!ちょっとホラーぽい感じの小説めっちゃ好きです!続きが楽しみなのでまだかまだかと心待ちしてます。頑張ってください! (2016年9月4日 19時) (レス) id: 878124088f (このIDを非表示/違反報告)
みやうさ。(プロフ) - うわ … としくん死んじゃうの 〜 (´`) みっくん ……… 汗 (2016年8月4日 23時) (携帯から) (レス) id: 32cf1fbfd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LO舞(ラブ) | 作成日時:2016年7月30日 0時

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