君に嫉妬。 ー 田村侑久 side ー ページ5
いつものチラシ配り。
侑「ねぇねぇ、ボイメン知ってる〜??」
女「知ってる知ってる。笑」
なんだか向こう側が騒がしい。
それも結構ディスってる感じで…。
嫌な予感がするのは気のせいか…。
心がざわざわして、落ち着かない…。
女「頑張って下さい!応援してます!」
侑「ありがとっ!」
急いで、声のする方へ向かった。
…
やっぱり、俺の予感は当たっていた。
麻衣が、女の子と言い争いになっていた。
といっても、麻衣が女の子たちに一方的に何か言われてる感じで。
女「いつも、ボイメンといて、目障りなのよ!!
…ボイメンと一緒じゃなきゃ、番組に呼ばれないくせに!!!!」
麻衣はそんな事を言われてるのに、黙ってうつむいてごめんなさいって言ってるみたいだ。
なんで、そうやって責められてるのにそんな事出来るんだよ…。
麻衣は、どれだけいい子なんだよ。
麻衣にそんな悲しい顔させたくなくて、麻衣のもとへと向かった。
…ん?誰だ?
さっと目の前を通りがかったのは、すごいイケメンの人。
まるで、俳優さんみたい。
その人は麻衣に近づいていって、責めていた女の子たちに説教をしているようだった。
その姿はヒーローみたい。
背中には信頼感がにじみ出て、オーラがすごく感じた。
本当に映画のワンシーンみたい。
もう少し、早く気づけたら…俺がその男の人みたいになれてたかもしれないのに。
そうしたら、麻衣を、傷つける言葉だって…。
悔しさで、チラシ配りの途中で俺は楽屋へと向かっていった。
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おっとせい。(プロフ) - ∞るるぴぴ∞さん» 了解です! (2017年8月20日 0時) (レス) id: 063f6012f8 (このIDを非表示/違反報告)
∞るるぴぴ∞(プロフ) - おっとせい。さん» フォローどうぞ!!占ツクから来ましたと一言くれると助かります( ^ω^ ) (2017年8月19日 18時) (レス) id: 9938bbc129 (このIDを非表示/違反報告)
おっとせい。(プロフ) - Twitterフォローいいですか!*+.\( °ω° )/.:+* (2017年8月19日 1時) (レス) id: 063f6012f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∞るるぴぴ∞ | 作成日時:2017年6月2日 20時