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「あ、ねえねえ来たよ!あの2人。」




「ホントだ!やば。朝から眼福なんだけど!?」




「いつ見てもお似合いだよねあの2人!」




朝。校庭には多くの学生たちが登校してきていた。その中でもひときわ目だつ2人に場が色めき立った。




「いーよなあいつ、あんな美人彼女にできるなんて。」




「だけどさ、あいつだから余計お似合いに見えるよな。」




「私、あの2人のどっちかと付き合いたい!」




「バカ、何言ってんの。千切くんの顔を見てみ?」




女子生徒が2人を観察しているとひとりの女子生徒が彼女の方に近づいて話しかけだした。彼女の方は笑顔で対応しているが、問題はその隣にいる彼氏の方である。




「え、怖。」




キッと、女子生徒の方を睨みつけていた。途中で気づいた女子生徒は慌ててその場から逃げていった。




「千切くん、Aちゃん大好きじゃん?あの2人の間になんて誰も入れないって。」




「確かにそうかも。」




納得したように2人の女子生徒はそさくさと玄関に入っていった。




「ま、でもさ。最早もうあれじゃね?」




「何が?」




「あの2人、名物見たくなってるもんな。」




「あー確かに。だって珍しいもんな。美男美女カップルでもそうそういない…」






男女逆転カップルだもんな。










『ねぇ、さっきから顔怖いよ?ひょーま。』




千「そう?そんなこと無いけど?」




『今日帰り、部活ある?よければ最近できたカフェに行ってみたくて。』




千「え、部活休む。」




『やっぱ無かったことにする。また今度行こ。』




苦笑しながらやめて、と彼女が言い彼は申し訳なさそうな顔をする。




千「我慢させてゴメンな。」




『いや、ひょーまはいつも私の我が儘聞いてくれるから、これくらい大丈夫。』




ニコッと彼女が笑い、そのまま歩き出した。一方の彼は心の中で次のことを連呼し続けていた。




千「(可愛すぎだろ俺の彼女)」




彼女大好きすぎだろオイ。














これは学校名物である男女逆転カップルの物語である。








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Runa - めっちゃ面白いです!次の更新待ってます! (3月11日 17時) (レス) id: 5f661ba308 (このIDを非表示/違反報告)
琴瑛(プロフ) - 羽鶴さん» はい、大丈夫です! (8月4日 8時) (レス) id: b47bfe0c1f (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴(プロフ) - 琴瑛さん» そうですぐれーぷふるーつです(^_^)上手なんてそんな、琴英さんと作品への愛は紙一枚では伝わりきらなかったかも…。載せて大丈夫です!見て下さったということで、画像は削除しても大丈夫でしょうか? (8月3日 23時) (レス) id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
琴瑛(プロフ) - 羽鶴さん» 全然見れなくてホントにすみませんでした…切腹案件です。申し訳ありませんでした。 (8月3日 10時) (レス) id: b47bfe0c1f (このIDを非表示/違反報告)
琴瑛(プロフ) - 羽鶴さん» ぐれーぷふるーつ様ですか!!??全然返信できなくて申し訳ありませんでした。とても御上手でビックリしました!!載せても大丈夫ですか? (8月3日 10時) (レス) id: b47bfe0c1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴瑛 | 作成日時:2023年2月12日 13時

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