ハニートラップの女 ページ8
中也s��be
――――――――――
――――――――――――――−
初めて彼女を見たとき，こう思った。
「美しい」
色白い肌，絹のような白い髪，唯一赤い唇。
その人を引き立たせるような長いスカートとシンプルかつ清潔なＹシャツ。
そこらへんの男なら目があっただけで心を奪われる泡いブルーの瞳。
触っただけで折れそうな腕と，長い足。
まるで人形のようだった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ハニートラップ？」
「えェ，妾の一番の得意分野，イギリスでもこの仕事で通ってたわ。」
「ハニートラップねェ・・・本当に？君のようなかわいらしい子に？」
彼女の答えに疑問をもつボス。俺もふとボスと同じことを思った。
「えェ，これでも２６歳よ，まだぜんぜんピッチピチだわ」
「へェ，その容姿で２６とは・・・私は中原くんと同じ２２くらいだと思っていたよ」
「失礼ね・・・妾はこれでも結構大人よ，それにイギリスでは，ハニートラップの名手と言われて
いたわ，信じないなら・・・そこの彼で試してもいいわよ」
彼女が指を刺したのは以外にも俺だった。
「え，俺・・・ですか？」
「そう，貴方，確か・・・中原と言ってたわね，彼で試してやるわ」
「ほゥ，それは名案だ・・・やってみたまえ，いいね中原君？」
「え，で，ですがボス・・・なんで俺なんですか？べつに部下でもいいんじゃ・・・」
「貴方がいいのよ，そこらへんの男はハニートラップするまもなく，妾にほれてるからね」
どうどうという彼女に反論できなかった。
「でも，条件があるわ，一体一じゃないとダメだわ，見られてちゃ，集中できないもの，それに
妾の技を鴎外殿にネタバレしたくないしね」
ニヤッと色気のある笑みを浮かべた。
「ほゥ，それじゃあ，隣の部屋でもやってくれ給え，判決は，中原君の顔が赤かったら，もしくは
鼓動が以上に早かったらにしよう」
「えェ，構わないわ」
「頼むよ，中原君，これはボス命令だ。」
「は，はい分かりました。ボス」
俺は女とともに，隣の部屋に行かされた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊 - めっちゃ好きですこの物語!!さん» 物語を好きと言ってくれてありがとうございます。とてもうれしいです!!亀更新ではありますが、頑張らせていただきます。 (2018年5月18日 0時) (
レス) id: 0c5a8c4f79 (このIDを非表示/違反報告)
めっちゃ好きですこの物語!! - 更新はよ(ﾉｼ 'ω')ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2018年5月16日 8時) (レス) id: ad49824d41 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - ありがとうごさいます！攻めの太宰さんも良いけど、デレデレ太宰さんも良いですよね！ (2018年4月27日 7時) (レス) id: f6ef0c52e3 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠（元 チョコうさ。）(プロフ) - デレデレ太宰さんが良き！！ (2018年4月26日 23時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 赤司神さん» やっぱり，中也はめっちゃかっこいいですよね！もう尊いです！これからも頑張らせていただきます！ (2018年4月21日 19時) (レス) id: f6ef0c52e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柊 | 作成日時：2018年4月4日 1時
