夢から覚めた時 ページ15
敦sibe 7年前
目を開けると,Aさんの顔が真近くに合った。
それに口呼吸ができない・・・
その時,唐突に気づいた・・・
僕とAさん,キスしてるッッ///
Aさんが僕を押し倒してる状態になっていたのだ。
「ン・・・ハッ,大丈夫かッ,敦君ッ,頭は打ってないかッ,怪我はッ」
血相をかえて聞いてきた,キスのことは無かったかのように,いいやキスよりも,僕の安全のほうが優先だったのか・・・,でも,僕は痛みよりも,なによりもAさんとキスしたことで,頭がいっぱい,いっぱいだった。
「お,おい,敦君,顔が熱いし,真っ赤だわ,って敦君,意識あるッ,白目になってるわよッ」
僕は,そこで意識を手放していた・・・。
――――――――――――――――――――――――――――
「あ・・・く・・・た・・・え」
どこからか声がする・・・。
「あつ・・・おき・・たま・・・え」
「敦君ッ,起きたまえ,中島敦ッ」
「ハイィィィィィィィィイイイッッ」
僕は大きな声で目を覚まし,でかい声を出しながら起きてしまった。
ん?ここは武装探偵社?なんでだ?
「やあ,敦君,お早う,よく眠っていたのけれど,職務中に居眠りかい?」
どうやら,僕は眠っていたようだった。でも夢で昔の孤児のを思い出してしまうなんて・・・
それにAさんとのキ,キスの時を・・・思い出すなんて,
「おやぁ,敦君,上司を無視するなんて,いい度胸じゃあないかい」
「え,あ・・・う,す,すいませんッ,太宰さん」
「いや,それはべつにいいのだけど,如何したのだい?寝言で頬を赤く染めながら,Aさん,
Aさんと言っていたよ・・・もしかて,好きな人の夢とか?」
「い,いやッ,違いますよ,な,何を言ってるんですかッ///太宰さんッ」
決してそんなことではない・・・決して・・・うん.たぶん。
「へェ〜〜,敦君の好きな人か〜〜〜,同い年かな?そ〜れ〜と〜も〜,年下とか?いや,以外に も,年上かも」
二ヤリと太宰さんが怪しい笑みを浮かべた。僕はつい,「年上」というキーワードに反応してしまった。
「うん,やっぱり,それにしても,敦君は年上が好みなのか〜〜〜,意外だね,私,その人と合っ てみたいかも」
「だ,だから,違いますよォォォォォォォォォォ,信じてください,太宰さーーーーーーん///」
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柊 - めっちゃ好きですこの物語!!さん» 物語を好きと言ってくれてありがとうございます。とてもうれしいです!!亀更新ではありますが、頑張らせていただきます。 (2018年5月18日 0時) (レス) id: 0c5a8c4f79 (このIDを非表示/違反報告)
めっちゃ好きですこの物語!! - 更新はよ(ノシ 'ω')ノシ バンバン (2018年5月16日 8時) (レス) id: ad49824d41 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - ありがとうごさいます!攻めの太宰さんも良いけど、デレデレ太宰さんも良いですよね! (2018年4月27日 7時) (レス) id: f6ef0c52e3 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠(元 チョコうさ。)(プロフ) - デレデレ太宰さんが良き!! (2018年4月26日 23時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 赤司神さん» やっぱり,中也はめっちゃかっこいいですよね!もう尊いです!これからも頑張らせていただきます! (2018年4月21日 19時) (レス) id: f6ef0c52e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 | 作成日時:2018年4月4日 1時