検索窓
今日:59 hit、昨日:12 hit、合計:496,266 hit

38 ページ41

「Aー、これはどこに置こうか?」

『えーっと、それはそこの角に、』
「じゃあ、これは、、」

『それは、そっち側の……』

今は、降谷さんのお家に数少ない私の荷物を運んでます。
降谷さんの家は何だかものが必要以上置いてなくてびっくりした。


『終わった……、』
「おつかれさま、ココア飲める?」

『あ、りがとう…』

「Aの荷物結構少なくないか?
買い出しとかあれば行くけど、大丈夫かい?」

まあ、今まで買ってきてもあの人たちに捨てられたりそんな感じだったからなぁ、
欲しいものかぁ……なんか、いきなり言われても浮かばないなぁ

『大丈夫、かな?』

「そうか、?じゃあ一緒に住むにあたってルール決めようか、」

『はぁ、』

「料理は出来るか、」

『まあ、人並みには?』

「なら一つ目は、料理は曜日ごとに交換だ、
それと、……あぁ、そうだ、生活費は俺が出す。」

『!それはだめ!私もっ……』

出す、と言おうとしたところで遮られた。

「Aはまだ学生だろ?
そんなやつに出してもらう必要は無い、俺は立派な社会人だ。A1人を養えるくらいのたくわえはあるよ、」

それでも、……だしてもらうのは、、、

気が引ける、私だってバイトしてるし、、

「Aがバイトしてるのは知ってるよ、
その分のお金は学費とかにまわすんだ、

あとバイトのシフトは今より減らして体調を気遣うように、」

『そのくらい、大丈夫、
今までと同じくらいのシフトでいい、』

「いや、ダメだ、
友達と遊んだりするだろう?あと家事も増える、
いざという時、家にいてくれないと俺が困る、」


ああいったらこう言う……
友達とか、別に……


『……、わかった』


反論しようとすると、すごい目つきでこっちを見てくるので
渋々了承することにした、


「じゃあ最後に、
外で俺を見かけた時は降谷零じゃなくて安室透として接してくれ」




『え、』


「話し方とか色々違うかもしれないが、……」


『どうして、?』

「……Aは俺の仕事が公安って知ってるだろう?
公安にもいろんな役割があるんだ。

危ないことだって勿論するさ、最悪死ぬかもしれない時だってある……」


『……わかった…安室さん……だね、』

「ん、ありがとうごめんな、」


俯いて何も言えなくなった私をポンポン、と撫でてくれる。

39→←37



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (285 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
824人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 降谷零
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レモン(プロフ) - 初めまして、途中まで読みました。とても面白かったです! (2019年1月9日 18時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2018年5月24日 14時) (レス) id: 7eb63991b1 (このIDを非表示/違反報告)
スノーローズ(プロフ) - 更新楽しみにしてます!更新頑張ってください!! (2018年2月14日 22時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
征真(プロフ) - こんな素晴らしい作品を作ってくださってありがとうございます!!!このストーリー大好きです!!続き楽しみにしてます!! (2018年1月20日 12時) (レス) id: 3fdae5e098 (このIDを非表示/違反報告)
凛空(プロフ) - 不動みゆきさん» 更新お待たせしました~!長らくお待たせしてすみませんっ!降谷さんかっこいいですよね♪私の作品でもかっこよく書けてるといいんですが、、 (2018年1月16日 13時) (レス) id: 226dc755fa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凛空 | 作成日時:2017年9月28日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。