松田(妹)は人間不信なJKです

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「よし！これなら外に出られるわ！」
『うん、……よかった。少し…でかいけど……そこは我慢してね』

「でも上着一枚だけだから大ちゃんを抱いてる？
ポカポカだよ！」

「ええ、そうね、」

「じゃあ次に業者の人が扉を開けたら
外に出してもらいましょう！」

「オウ！」

「いや……そいつはやめといた方がいい……」


「どうやらオレ達の前にもうお客さんが乗ってたようだぜ…」

「「「！？」」」

『ッ！し……死 体ｯ……』


こんなの近くで見るの初めて……
出来ることなら見たくなかった……


「ど、どういう事？」
「さぁな、この人がどこの誰で、なんで殺 されたのかは分からねーけど……殺 したのは恐らくさっきの宅配業者の2人だろうよ、」

「でもどうしてこんなコンテナの中に……?」

「あぁ、それは……『冷蔵設備がついてるから、』…お姉さん…」
『この中に入れておけば死 体の腐敗速度が落ちて死亡推定時刻が遅くなり後にどこかに死体を放置して発見されたとしても
犯行時刻に2人はせっせっと仕事をやったてたってことになる』

「Aお姉さん詳しいんだね！」

あ……お兄ちゃんが昔言ってたから……つい、語ってしまった、、

『少しだけね、知り合いに詳しい人いて、、覚えてたの』

「ふーん？
まあ……玄関先でわざと荷物を落として、届け先の客に顔と名前を印象付たがっていたのは……
後で警察に「この時間、たしかにここの人は荷物を届けるに来た」と証言してもらうためだし……」

コンビニのトイレも頻繁に借りに行けば、
防犯カメラに映りアリバイになる…
腹でも壊したってば怪しまれる事はない、……

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