松田(妹)は人間不信なJKです

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キィーッ

灰原さんと会話してるとトラックが止まったようだ。
でも肝心のパーカーを灰原さんはまだ着ていない、

「きっとビックリですね…
中からボク達が出て来たら……」

「怒られちゃうね…」
「まあ、ワケあっての事だから正直に理由を話せば…」

『「ダメ！」』

私と灰原さん……息ピッタシでコナンくんの言葉を遮った、

「今、出ていったら許さないわよ！！」
「は、灰原さん……」

「何やってんだ?オメー、パンツ一丁で……」

「セーターの毛糸がどこかに引っ掛かって全部ほつれてもってかれちゃったのよ！
今Aさんが貸してくれたパーカー着るところなのよ！

照らさないでくれる！？」

『デリカシー……ないね、』

「わ、悪い……」

ガゴッ……

「あ、来たぞ！」
「と、とにかく隠れましょう！」

ガバッ……と開く音がしてみんな息を潜める

「おい、何やってんだ？さっさと配達してこいよ！」
「やっぱ中で声がしたような…」

「バーカ！するわけねーだろ?」
「だ、だよな…、えーっと、次の配達は……」

「米花マンション205号室の笹川さんだよ！」
「あったあった、フルーツの詰め合わせ…」

「じゃあとっとと持ってってまた玄関先で荷物を落として
顔と名前を覚えてもらってきなよ…


大事な証人なんだから…」

「ああ…… 分かってるよ…」

証人……?なんの、？

「その間、
俺はまた近くのコンビニでトイレを借りに行ってくるからよ…」

「なぁ、
念の為にコンテナの中調べてみねぇか？

やっぱり声が気になって……」

「余計なことするなって言ってんだろ？



声なんか出せるわけねーんだからよ……

ホラ！早く行けって！」


バンッ…

また勢いよく扉を閉められる、

それにしても……どういう意味だろう。



出せるわけない……って、、いまの2人……

すごく、怪しい……、、

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