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「被告、雪村Aは殺人未遂で特別少年院行きとする」
「はい」
彼の罪状とそれへの罰が言い渡された
俺がいない間に大きな問題となっていたらしい
特別少年院行きは免れられないかった
だけどそれでも彼はどこか清々しくも見えた
彼は特別少年院に行った
「どうだい?何か不便な事とかは無い?」
「降谷さん、職権濫用してません?」
と笑う彼。本当ならあまり面会出来ないが、この立場なので文句を言う人は少ない
「濫用はしてないよ。ただちょっと頼んだだけ」
他愛無い話をして、別れを告げる。それが週に一度の楽しみになっていた
「もう少しですから、待ってて下さいね」
「勿論だよ」
彼は暗殺家系に生まれたものの殺しは俺が初めてだったらしい
それと彼の家での扱いについてもあって、比較的罪は軽く出来た
だからもう少しの辛抱だ
「大好きです、零さん」
「俺も好きだよ」
お互いに笑い、別れを告げた
あと数ヵ月、その期間がとてつもなく長く感じた
――
end
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安曇 - 雪村君が黒バスの葉山のようだ… (2017年10月15日 4時) (レス) id: 834067e9d0 (このIDを非表示/違反報告)
島霧ラクサ(プロフ) - (名前)波留さん» お疲れ様です♪分かる人には分かる解釈を沢山作りたくて(笑)格好いい零さんが大好きなんです☆こちらこそ読んで頂きありがとうございました♪頑張ります!! (2017年5月18日 15時) (レス) id: fbfdd97e65 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)波留(プロフ) - お疲れ様でした!青春も読んでたので絡みがあってとっても面白かったです!!零くんかっこよく書いてくれてありがとうございます*°また次の作品も楽しみです! (2017年5月18日 14時) (レス) id: 0e14a04a8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:島霧ラクサ | 作成日時:2017年5月17日 0時