名探偵コナン【トリップ】女主４ (ページ7)

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１３６話ページ7

クレーン車を放り出したがなんとか止まったみたいだ

遠くから見た感じ、止まっている

｢･･･どうして、助けたの｣

｢キュラソーさん、私は貴女に生きて組織に戻られると困るんだ。一応、貴女の前で組織を裏切った訳だから｣

だったら何故殺さないの、と質問してくる

｢貴女も私も裏切ったもの同志仲間でしょう？｣

そう言うと、彼女はクスリと笑った

｢そうね｣

｢ほとぼりが冷めるまで、私の別荘にでも住んでてくださいよ｣

｢そうさせてもらうわ｣

彼女を私の知り合いに預けて、彼女と別れた

死体の代役はもう既に私の知り合いが用意済み

零さん生きてるかなぁ

ゆっくりと来た道を戻っていく

段々と騒がしい声が近付いてくる

｢派手にやったな｣

｢背後に立つの止めてください。赤井さん｣

後ろの彼はフッと笑う

｢生きていたんだな｣

｢ええ、まぁ｣

多分見えてたのだろう、私達が車に乗っていたことが

零さんが見当たらない

｢彼ならさっきまでそこにいたが、｣

どこかに行ってしまったようだな、と赤井さんに言われた

｢そうみたいですね。私、帰りますね｣

軽く手を上げて赤井さんと別れた