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132話 ページ3
「あーもう、べたべたする」
お姉様からの連絡が来ていそうだが生憎携帯はオシャカである
画面が割れ電源はつかなくて使い物にならない
仕方ない、公衆電話だ
公衆電話を探し電話をかける
「もしもし?誰かしら」
「モヒートです」
用件を早く済ましたいので返事を短くする
「貴女今どこにいるの!?キュラソーは?」
「ちょっと携帯が壊れてしまいまして。キュラソーさんとは二手に別れました」
「・・・そう。なら、貴女は戻って来なさい。今からノックを始末するの」
その言葉に、はいと答え電話を切った
「はぁ。守るべきものがあると人は弱くなる、か」
その逆もしかり
守るべきものがあるから私はなんだって出来る
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作成日時:2017年1月8日 23時