131話 降谷side ページ2
侵入者の待ち伏せをしていると
走る足音が二つ近付いてくる
「おやまぁ」
と聞き覚えのある声
それともう一人
「任せましたよ」
女がこっちに向かってくる
もう一人はきょろきょろと周囲を見る
暫くすると風見がやって来た
「行きますよ」
ともう一人は窓を突き破った
女はそれに続き落ちて行く
「逃がすかっ!!」
俺は奴らを追い車を走らせた
――モヒートside――
車を走らせながら隣を見る
キュラソーがメールを打っていた
ちらりとみると
『貴方が気にしていた、キールとバーボン』
そこでガンッという音と共に揺れる車内
「しまった・・・!」
どうやら途中で誤送したらしい
再び打とうとするが
「おっと、キュラソーさん。それ以上動かないで下さい」
と言う
「まさか、貴女」
「ええ、そのまさかですよ」
彼女に拳銃を向けながら運転する
「撃ちたくはないのでじっとしててくださいね?」
彼女はそれ以降喋ることはなかったが、
その後案の定、私達は赤井さんに撃たれ水の底に落ちた
目が覚めるとキュラソーの姿は無かった
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作成日時:2017年1月8日 23時