1話【神城美鶴】 ページ2
今日から新学期が始まり、新入生は騒がしいほどはしゃいでいる。
新学期だからゆっくりしたいが、そうも言っていられない。
「と、言うことで今日渡した資料を期日までに提出してね。」
生徒会も、新しいメンバーになり慣れないことでしどろもどろ行っている。
生徒会室を出て、図書室に向かう美鶴は今日のクエストをしに図書室に向かっているのだ。
クエストの種類は、簡単なものから難易度の高いものまで様々だ。
美鶴は、あまり難易度の高いものは選ばない。
誘われたらいく程度なのだ。
ふと目線をクエスト掲示板に向けると『天王寺蓮』がいた。
一人でSSを何個もこなす超人。
美鶴は、蓮の隣に行きクエストを選ぶ。
目線を蓮の手元に向けるとSからSSのクエストが6枚程度あった。
「君…1日でそんなに…」
言葉を並べていると、蓮はギロリと美鶴を睨みつけ「関係ないだろ」と言う言葉だけを言い紙を持って、職員室にて受理しに行った。
「すごいな……」
一言で背筋が凍りそうになる。
圧倒的存在感と人への拒絶と言ったところ。
「あ、早く選ばないと」
美鶴が手に取ったクエストはCランクで『あるモンスターの血を採ってくる。』
美鶴は、受理しに職員室へ向かった。
職員室に入ると、蓮はいなかった。
先生にクエスト内容の説明を聞く美鶴。
「セイレーンというモンスターの血はとても美容にいいみたいだから、それをほしがってる人が沢山いるのよぉ」と、先生が言ってるがこのクエスト依頼を出したのは他の誰でもない目の前で説明をしている先生だ。
「分かりました。そのセイレーンの血を持ってくればいいんですね?」
「そうよ!分かったなら早く行きなさいな、待ってる人は沢山いるのよぉ」
内心「待ってるのは先生じゃないの?」なんて思いながら職員室を出ると誰かに話しかけられた。
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白雪(プロフ) - 終わりました (2017年4月25日 13時) (レス) id: e5d654330e (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 更新します (2017年4月25日 12時) (レス) id: e5d654330e (このIDを非表示/違反報告)
キリト@(プロフ) - 終わりました (2017年4月25日 10時) (レス) id: 2971bfffa5 (このIDを非表示/違反報告)
キリト@(プロフ) - 更新します (2017年4月25日 10時) (レス) id: 2971bfffa5 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 終わりました (2017年4月24日 23時) (レス) id: e5d654330e (このIDを非表示/違反報告)
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