【REBORN】情報屋である僕は白蘭の親友兼幼馴染兼部下です【白蘭】 (ページ20)

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はてさて… Part3 ページ20

｢嵐のアルコバレーノ風(フォン)。武道家で中国を初め周辺国に出回っている多くの流派の祖…。しかも出る大会は優勝続きで出禁もザラ｣

ザ｢それはなる前の話か？｣

｢アルコバレーノになった後も含めて、だよ｣

ザ｢…｣

眉間を抑えるザクロ

分かるよザクロ。未来の僕達…てか白蘭って勝てっこない相手に勝ってて凄い。さすが白蘭。アルコバレーノの中でも化け物中のに勝ったんだから

思わず桔梗やザクロと一緒に白蘭を見て、ウチのボス強い、かっこいい。とかアイコンタクト交わしたけど、あ、元から強いしかっこいいと思ったボク達だった

｢まぁ…色々流派を確立させているだけあって沢山の弟子がいるし、頼ろうと思ったらどこにでも頼れるよなぁ｣

ユ｢いえ、そうとも決まりませんよ｣

紅茶を飲んでフゥと息を着くユニ

ユ｢─…彼は弟子に助言をする師という立場を大切にしています。いくら彼でも弟子に弱い部分になり得るものを見せるとは…｣

｢…うーん。となると、彼の友人。ないしは全く関わりのない人間にいきなり頼む可能性が出てくるわけか…。──…ゥう絞りきれない｣

白｢ま、アルコバレーノで予想がつかない連中ばっかり♪僕もマーレの力を封じられている以上ある程度は共有できても飛ぶことは叶わないからね♪ボタンの情報が頼りかなぁ｣

｢ん。頑張るよ｣

少なくとも後ろ向きになる理由はボクにはない。白蘭に頼られている以上これはボクのやるべきことであるからだ。
PCを取り出し資料を漁り、思考の海へ─…

嵐のアルコバレーノ風(フォン)の出生は他のアルコバレーノの同様明らかになっていない…。

白｢あー…｣

｢むぐ…モグッ｣

雨のアルコバレーノは軍隊所属とあってある程度は分かるし雲も元はスタントマン。その時代のスタントマンを漁ればわかる。だが晴、雷、嵐、霧は影も形も見えてこない…。

｢…あ｣

ブ｢あー｣

｢…ん。ﾓｸﾞﾓｸﾞ｣

─…となると人間関係や本人の容姿から絞る。人間関係からは嵐のアルコバレーノは考えるのは難しい。元々線引きが上手いタイプとみて間違いない

ユ｢おー！私も！｣

なら後者の容姿から…って─…

ユ｢あーん｣

｢ん…モグモグ。…あのユニ？｣

ユ｢はい｣

｢白蘭とブルーベルはともかく…なぜ？｣

ユ｢なんだか楽しそうでしたから｣

｢そう…｣

ユ｢はい！｣

可愛い笑顔で僕の糖分補給を担ってくれたユニの次のチョコを貰った

γ君そんな表情で睨まないでくれ

そして僕達は雲の存在を忘れて日本についた