【REBORN】情報屋である僕は白蘭の親友兼幼馴染兼部下です【白蘭】 (ページ12)

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うわぉ、またかページ12

僕は二人を連れ戻る─桔梗はやはり戻っていなかった。ザクロの居るとされる場所は遠く、交通手段が少なく、外れた時は骨折り損になる。けれど僕は二人のあれやこれやの歴史を消し、二人は白蘭のデイジーとブルーベルになった

デイジーには本人の要望から小部屋を。ブルーベルは僕と一緒のベットで就寝する形で落ち着いた
とりあえずデイジーは体力と筋力を作り、ブルーベルは炎のコントロールと僕の助手をとして置いてあるファイルを取ってきてもらうっている

「んー…」

ブ「にゅう？何調べてんの」

「ボンゴレ10代目の動向だよ」

ブ「げぇ！」

嫌そうな顔をし、画面を覗き込むブルーベルはふんっと鼻をならす

ブ「他校から来た奴らと仲良くしちゃって…それに継承式までやるとか。アイツがボスとかホント意味わかんない!にゅ〜…」

デ「で、でも、白蘭様を倒した男が一般人の座に居続けるほうが嫌だ」

ブ「それはそうだけど…ムゥ」

ボンゴレの固いセキュリティからは諦め、周りのマフィアから集めた情報をもとに総合したものと並盛にある監視カメラや彼らが通う並盛中学のセキュリティにこっそり忍びこんで手に入れた情報にブルーベルは頬を膨らませ、デイジーは眉根をよせた

…まだまだ子供だなぁ。可愛い

なんて老婆心に似た感情がわいてくる。

そこでビィー鈍い音が部屋に響く─
それは桔梗が現れた時に作動したもので、この細い道の入りに設置してある赤外線センサーを通過した音

すぐに画面を遅い道の映像に切替える
そこには桔梗と恐らくザクロと思われる赤毛の男

警戒心を抱く二人も画面を見てホッとした様子を見せる

そして十数秒後にデイジーが幻覚の可能性を加味して慎重にドアの前に立つ

デ「ボクちん達の唯一無二は誰─？」

桔ザ「「白蘭様、ただ一人だけです/だ。デイジー」」

ドアの外から聞こえてきた言葉にデイジーはドアを開けた

桔「ただ今戻りました。初めまして、そして久しぶりですね。ブルーベル、デイジー」

デ「初めまして、久しぶり。桔梗、ザクロ」

ブ「は・じ・め・ま・し・て!ひ・さ・し・ぶ・り!!」

語気強く言うブルーベルはイーッと歯を向き、バーカと付け加えた

ザ「おう。初めまして、久しぶりだなぁ。デイジーに電波」

ブ「んな！誰が電波だこの野郎!し・つ・こ・い!!」

ザ「ハッうるせぇな。
それより…ボタン一発でいい。殴らせろ」

一笑した後ザクロはこちらを見て言った言葉に僕は─

「またか」

ブルーベルに続いてザクロか