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「Aさん、何か困った事があったらすぐ言ってくださいね」
優しい子だな。うん、この子とあのお姉さんは信用できる。
新八を手招きする。
『新八』
「何ですか?」
新八が側に来た。私も立ち上がる。
「Aちゃん?」
不安そうな銀の声が聞こえてくるけど、構わずに新八の頬を両手で包み込む。
「っ!?」
「ちょっ!Aちゃん!?堂々と浮気!?」
ううん、浮気じゃないよ。ただ新八がどんな人か知りたいだけ。
『新八、メガネ』
「なんだ〜。それならそうと言ってくれればいいのに……銀さん、びっくりしちゃったじゃん」
『新八、私は大抵の事は自分でできるから心配しなくていい』
「分かりました」
素直に頷いてくれた新八。うん、やっぱりいい子だ。
『ご飯作ってくる』
「Aの事は心配しなくてもいいぞ」
「そうみたいですね」
こうして万事屋は3人になった。
第二訓 ペットは飼主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう1→←1.8
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作者名:コロ助 | 作成日時:2017年3月24日 0時