姉さんに近づくな！ (ページ8)

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「断ろう！！」ページ8

「断ろう！！」

突然叫んだのはシャオロン君。
首に…ｗｗ
ぶら下げてるんだけどそれは置いといて。

「何を？」

大先生が僕の言葉を代弁してくれる。
さっぱりわからないし

「はぁ？大先生昨日の今日でもう忘れたんか！」

あ、大先生は知ってるのね。
じゃあ大先生何を？とか言ってちゃだめじゃん…

「今ならまだ間に合う！もっかいあの師団室に行って入団の取り消しを…」

なんか熱弁してるなぁ…
まぁボクじゃ知らないけど。

「あぁ…」

大先生がようやく思い出したのかつぶやく。

「いや大先生思い出すの遅くない？」

思わず僕がツッコみつつも大先生の言葉を待つ。
するとなんて返答が…

「じゃあシャオロン、ついでに僕の分も断ってきて(♡)」

そう言い放ったのだ。
最低ですね！！
みなさん聞きました？
最低ですね！！

「…ア？なんでやねんお前もこいや」

ごもっともです。
自分で行きなさいな。

「いや～今日はこの後ケイシーちゃんと予定が…」

女………
こんなのに相手される女の子がかわいそうだよ、、、

「また女か！ええ加減にせえよ！！」

そう、その通り。
あれ、さっきから共感しかしてないけど……

「うっさいわ！僕には48人ものガールフレンドがおるんやぞお前と違って忙しいの！！」

クズだ。
女の子がかわいそうすぎる。

「うっわぁ…」

めっちゃ引きながら声をこぼす。
姉さんとこで癒されてようかな…

「姉さんとこいこ…」

そそくさと逃げ出す準備をする。

「お、おう」

シャオロンはそんな僕を見つめながら承諾する。
ごめんね(☆)

「じゃ、そーいうわけでよろしく(♡)」

相変わらずクズな大先生の一言を聞きつつその場を後にした。