104.裏考える頭は無いけど秘策考える頭はあります() ページ34
｢あの時……って、Hotlandでの事だよな？｣
Fｱﾝ｢ああ。何故助けたんだ？あのまま放って逃げる事も、溶岩の中に落として殺す事も出来たはずだ。なのに何故、私を助けた？｣
｢……え？何故ってそりゃあ……あのままじゃ死ぬじゃん。お前が死んだらみんな悲しむ。それに、運良く助かったとしても他の誰かに殺されてたかもしれないし。あとね、俺の力じゃ鎧着て気絶してる奴なんて絶対動かせないから殺せないよ。さっき俺の非力さ見て分かっただろうけどもよ｣
まあ殺すつもりなんて微塵も無いんだけどね、と言いながら紅茶を口に運ぶ。それを聞いた彼女は、怪訝な色を目に宿した。
Fｱﾝ｢どういう事だ？お前はこの世界の暗黙のルールである『殺るか殺られるか』を無視して私を助けた……。何か裏があるとしか考えられない｣
まあ普通ならそう考えるよな、と思いながらマグを置いて話し出す。
｢裏なんて何も無い。そこまで考えるほどの頭も無いからな。それに、攻撃しないで話し合おうとしたり助けたりしたのは、何もUndyneが特例な訳じゃない。今までもそうしてきたんだよ｣
Fｱﾝ｢……それは、本当の事か？｣
｢ああ、もちろん。SnowdinやWaterfallに住んでるモンスター達が生き証人さ｣
そう言いまた一口紅茶を流し込み、再び口を開く。
｢そうしたのは、そんな事しなくても分かり合えるって分かってたし、生きる為とはいえ誰かを殺したくなかったからさ。生きる為に殺した誰かの帰りを待つ誰かだっているはずだし。あと、ちょっとした誓いを立てたからかな｣
Fｱﾝ｢誓い……？｣
｢うん。『殺るか殺られるか』が掟の世界で、あえて『殺らず殺られず』を貫こうって……そうRuinsで誓ったんだ｣
Fｱﾝ｢そうだったのか……。……本当に、よくここまで生きてこれたものだ｣
｢いやあ、たまたま運がよかっただけだよw｣
Fｱﾝ｢ああ、本当にツイてるよ、お前は。……けどな……｣
｢王の前では何の役にも立たない、無意味なもの。そうだろ？｣
Fｱﾝ｢……ああ。彼の強さはとてつもない……。おそらく、お前の誓いは彼の前に散る事になるだろう｣
｢……大丈夫だよ、絶対に殺させないから。秘策があるんだ｣
Fｱﾝ｢本当か！？一体どんな……｣
｢残念だけど内緒だよ。そのうち分かるから、それまで待っててほしいな｣
Fｱﾝ｢そ、そうか……(ｼｭﾝ｣
待ってネキかわE←
ところでネキなんか若干丸くなってない？丸くなるの早くない？尺の問題？(やめろメタイ)
105.Hotlandへ。→←103.これ実質ｵﾊﾅﾁｬﾝのだし汁では……？←
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†ノルン†(プロフ) - カド松さん» ｱｯｯｯｯご指摘ありがとうございます修正してきます！！！当方の確認不足です本当に申し訳ない切腹します！！！！！！！(ｸﾞｻｰ) (2021年4月1日 13時) (
レス) id: 736d31cea0 (このIDを非表示/違反報告)
カド松(プロフ) - 傘オルゴールは一応本家ならmemoryって曲だったはず。でもundertaleの一部なのであってるですね (2021年4月1日 9時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
松野アヤ松(プロフ) - 平成最後の年越しのやつホラーとサンズニキのやり取りが尊すぎて…可愛すぎかよ！！って思いました。 (2019年9月14日 23時) (レス) id: a6d6e609d9 (このIDを非表示/違反報告)
†ノルン† - りんごっこさん» ありがとうございます！これからも精進させていただきます！ (2018年10月10日 22時) (レス) id: 03448f2644 (このIDを非表示/違反報告)
りんごっこ - 言うの遅くなりましたが…続編おめでとうございます！！これからも頑張って下さい(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2018年10月10日 7時) (レス) id: ea5b0a9e83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真綿ノルン | 作成日時：2018年10月6日 15時
