96.紫色を携えて ページ25
やっと前に進み、遠目にぽっかりと穴の開いた大岩の前に槍が突き刺さっているのか見えた。
槍に近付くとまるで霞のように消えた。と同時に、頭上で鎧の音がした。
頂を見上げれば、白銀に輝く鎧を纏ったUndyneがそこに立っていた。
七つ、と彼女が静かに語り出す。
Fｱﾝ｢七つの人間の魂で、ASGORE王は神と成る。六つ。我々が今までに刈り取ったSoulの数。分かるか？貴様の七番目にして最後のSoulにより、世界は変革するのだ。だがまずは、ここまで辿り着いた者への作法として我らの悲劇的な歴史を話さねば。それは、遠い遠い過去に始まり……｣
ざわ……ざわ……←
Fｱﾝ｢……いや、貴様に何が分かる？｣
ざわ……ざわざわ……←←
Fｱﾝ｢もういい！貴様に話す事など一つも無い！じき尽きる命なのだからな！NGAHHHHHHHHHH！！｣
BGM:い つ も の←
Fｱﾝ｢貴様は！我々の夢と希望を阻む存在だ！Alphysの歴史書は、私に人間の素晴らしさを教えてくれた……。巨大なロボットと可憐な女騎士の記述でな。しかし貴様はなんだ？ただの臆病者ではないか！また私から逃げる為に、あの子の後ろに隠れて！それに、貴様のいい子ぶりっこを忘れたと思ったら大間違いだ！『きゃあ！赤の他人に抱き着いて世直しするの！』ってか！｣
その顔かわいいからしばらくそのままで(((
Fｱﾝ｢もっと皆の為になる事を教えてやろう。それは、貴様の死ただ一つだ！貴様の存在自体が罪そのものなのだ！今、皆の鼓動が一つになるのを感じる……。誰もがこの瞬間を待ち焦がれていたのだ！だが我らは恐れない。皆の心が一つになれば、負ける事などありはしないのだから！｣
ｳｯｯｯGの記憶がｯｯｯ(((
Fｱﾝ｢さあ人間よ、今こそ決着の時だ！我々モンスター達の決意がどれ程のものか思い知るがいい！準備が出来たら前へ進め！フフフフ……！｣
Fellでもかわいいな寿司ネキ〜〜〜〜〜(((
しかも準備する時間くれるとかいう優しさよ……はあ……すき……(語彙力)
とりあえず決意キメよ←
＊風が唸っている……。
＊あなたは決意で満たされた。
ぶわり、力強く暖かなものが身体を巡り満たしていくのを感じながら、ちょうど消えた槍が突き刺さっていた所まで進むと彼女が槍を構えた。
Fｱﾝ｢来たな、人間。もはや貴様に逃げ場など無い……。行くぞ！！｣
槍の切っ先を向け、猪が突進するようにヒーローが大岩から落下してきた。
命を賭けた、危険なヒーローショーを始めようか。
#File.8 Fell Undyne→←95.悪いニンゲンじゃない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
†ノルン†(プロフ) - カド松さん» ｱｯｯｯｯご指摘ありがとうございます修正してきます！！！当方の確認不足です本当に申し訳ない切腹します！！！！！！！(ｸﾞｻｰ) (2021年4月1日 13時) (
レス) id: 736d31cea0 (このIDを非表示/違反報告)
カド松(プロフ) - 傘オルゴールは一応本家ならmemoryって曲だったはず。でもundertaleの一部なのであってるですね (2021年4月1日 9時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
松野アヤ松(プロフ) - 平成最後の年越しのやつホラーとサンズニキのやり取りが尊すぎて…可愛すぎかよ！！って思いました。 (2019年9月14日 23時) (レス) id: a6d6e609d9 (このIDを非表示/違反報告)
†ノルン† - りんごっこさん» ありがとうございます！これからも精進させていただきます！ (2018年10月10日 22時) (レス) id: 03448f2644 (このIDを非表示/違反報告)
りんごっこ - 言うの遅くなりましたが…続編おめでとうございます！！これからも頑張って下さい(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2018年10月10日 7時) (レス) id: ea5b0a9e83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真綿ノルン | 作成日時：2018年10月6日 15時
