大切な君たち【TH.JM】 (ページ8)

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テヒョンとジミンに出会ってから生活が一変した。

食器や歯磨きもプラス2個ずつ増えたし

１人だと自炊なんてめんどくさくて簡単なものしか作らなかったけど(作れなかったけど)

テヒョンとジミンがほっぺた落っこちそうになりながらにゃむにゃむ食べている姿を見ると

嬉しくて料理の勉強もしようと思った。

私が大学通いながらバイトして貯めといた貯金で

今はなんとかなっているし2人もバイト始めたとはいえ

今後1人で2人を養っていけるとは到底思えなくて

私の脳ミソではいくら考えても分からない

うーん…と一点を見つめて考えていると

「ばぁ！！！！」

「ぎゃ！！！！！！」

　

目の前に現れた顔に驚いてイスから落ちかける私

「驚かさないでよテヒョン！！」
　

TH「だって呼んでも返事がないから～ビックリした？」

いたずらっ子な笑みを向ける彼

そう、このテヒョンはいたずらっ子で少し目を離すとすぐどこかに行ってしまう。猫だったから(？)気分屋でTHE自由って感じ。

でも誰かが落ち込んでたりするとずっと隣にいてくれる。

猫だったから(？)なのか距離感がおかしい。
いつも距離が近くて彼をよく知らない人は彼の距離感に戸惑うやら倒れるやら…

「まったく罪な男だ…」
　

TH「え～？」

JM「もう～テヒョナやりすぎ！A、何かあったの？」

この…柔らかそうなほっぺたの彼はいつもふにゃっと笑った彼は自由奔放なテヒョンに振り回されている。
怖がりなのにふにゃっとした笑顔でやるときはやる。ふにゃっとした笑顔で。(もうこのふにゃお気に入り)
猫だったからか(？)人懐っこい

「なんでもないよ？」

まぁ、どうにかなるよね

JM「ほんとに？」

TH「Aアイス食べる？買いにいく？」

JM「それはテヒョンが食べたいだけじゃなくて？」

TH「え～それもあるけど～Aがアイス食べたそうに困った顔してたから～～」

……そんな顔してた？

お金の心配なんて2人に気づかせたくなくて

「ふふっコンビニいこっか」

なんてちょっと誤魔化した

TH「いく～！！」