第49話「プトレア研究所」 ページ10
____間もなく、アリウス空港に到着致します。
夢現でいた私に、ハッキリと告げるアナウンス。
(もう着くの…?)
どれだけうとうとしていたのだろう。
外の景色を見ると、緑が豊かな地だという事が良くわかった。きっと空気も綺麗なのだろう。
(此処が…アリウス地方…!!)
____
飛行機を出て、荷物を受け取った。
「えっと…まずはどこに行くんだっけ?」
そう思い、ショルダーの中に入れておいたメモ帳を開くと、『ミツバタウンのプトレア研究所』と書いてあった。
(そうそう、確か研究所でポケモン図鑑を貰うんだった。姉さんが話をつけてくれたとかなんとか。)
1人だと心細いので、ボールから相棒を呼び出し、2人で研究所を目指す事にした。
___
目の前の扉には、確かに『プトレア研究所』とある。
中々入りづらいのだが、3回ノックをして扉を開く。
室内は空調が効いてきて、快適だった。
近くにいたお姉さんが私を見つけ、こちらに寄ってきた。
「ハロー!A!いらっしゃいな!」
お姉さんに、大声で話しかけられた。
「あ、えっと…どうも…?」
プトレア「あたしプトレア!この研究所の博士よ!!カトレアさんから聞いてるわ!アブソルを連れているだろうからって!!」
一々語尾に『!』と付きそうな勢いで語り出すプトレア博士。
「初めまして、Aです…。よろしくお願いします…。」
そんな博士に対して、私は弱々しい語尾と話途中に一々『…』と入りそうなくらいで言う。
そして軽く礼をする。
プトレア「あらあら、礼儀正しい子だわ!…お茶を淹れるから、奥の部屋で待っていて頂戴ね!!」
その指示で、奥の部屋に歩みを進めようとした。
その瞬間_______。
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アオ - この作品はもう更新されないのですか?続きが楽しみなのですが。他の作品も更新されていないようですし。できれば続きを書いてください。待ってます。 (2018年8月31日 21時) (レス) id: 9f57f7d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
ルージュ - 更新希望大… (2017年3月24日 13時) (レス) id: a8cd846313 (このIDを非表示/違反報告)
ルージュ - ウームやっぱりソロモン72柱からとった方がカッコいいかなぁ (2017年3月7日 18時) (レス) id: a8cd846313 (このIDを非表示/違反報告)
ブランシュ(プロフ) - ルージュさん» あー…全部私が候補に上げていたものですね。そのままの名前にしたくないので避けていたのですが…考えてみます (2017年2月11日 14時) (レス) id: ef066e5936 (このIDを非表示/違反報告)
ルージュ - 星関係なら"シリウス"とか"アークトゥルス""ベガ""アルタイル""スピカ""ウェズン""アトリア"とか…因みに全て一等星の名前ですww参考にしていただければ幸いですw (2017年2月11日 12時) (レス) id: 66cb58fafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブランシュ | 作成日時:2016年12月30日 11時