第53話「ポケモン図鑑」 ページ15
プトレア「はい、紅茶で良かったかしら?」
戦闘を終えて、例の奥の部屋で、博士に紅茶を頂いた。
同じテーブルの周りにある椅子に、私,博士,シグさんが腰を下ろす。
「…!これ、アッサムティーですか?」
プトレア「あら、分かるの?」
「はい。紅茶は大好きなので。」
プトレア「あら…!それなら話が合いそうね。」
反応を見るに、博士も紅茶が大好きなのだろう。
シグ「おいおい博士。ポケモン図鑑を渡すんだろ?」
話が逸れてしまった私と博士に、シグさんが軌道修正をかける。
プトレア「あらあら、私ったら…!A、これが私達が協力して作ったポケモン図鑑よ。」
博士から手渡されたのは、赤を基調とした、タッチ型のポケモン図鑑。
プトレア「まずはユーザー登録をしましょう!…トレーナーカードをかざしてみてくれるかしら?」
博士の指示通りにポケモン図鑑にトレーナーカードをかざすと、機械じみた女性の声が流れた。
図鑑「ユーザーA、登録されました。」
プトレア「これで図鑑をどこかに無くしてしまっても、あなたの元に届く筈よ。心の優しい人が拾ってくれれば、だけれど。」
博士の言葉に頷く。
「博士、ありがとうございます。大切にしますね。」
プトレア「えぇ。そうして頂戴!」
私がお礼を言うと、博士は嬉しそうに微笑んだ。
シグ「なぁA、携帯の番号交換しようぜ!」
「はい。私でよければ…!」
私はシグさんの言葉が嬉しくて、すぐさまショルダーからポケホを取り出した。
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アオ - この作品はもう更新されないのですか?続きが楽しみなのですが。他の作品も更新されていないようですし。できれば続きを書いてください。待ってます。 (2018年8月31日 21時) (レス) id: 9f57f7d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
ルージュ - 更新希望大… (2017年3月24日 13時) (レス) id: a8cd846313 (このIDを非表示/違反報告)
ルージュ - ウームやっぱりソロモン72柱からとった方がカッコいいかなぁ (2017年3月7日 18時) (レス) id: a8cd846313 (このIDを非表示/違反報告)
ブランシュ(プロフ) - ルージュさん» あー…全部私が候補に上げていたものですね。そのままの名前にしたくないので避けていたのですが…考えてみます (2017年2月11日 14時) (レス) id: ef066e5936 (このIDを非表示/違反報告)
ルージュ - 星関係なら"シリウス"とか"アークトゥルス""ベガ""アルタイル""スピカ""ウェズン""アトリア"とか…因みに全て一等星の名前ですww参考にしていただければ幸いですw (2017年2月11日 12時) (レス) id: 66cb58fafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブランシュ | 作成日時:2016年12月30日 11時