19.「ゼンリョクで」 ページ28
ｱﾌﾞｿﾙ「((やめろ…そいつを、傷付けるな!!!!!!!))」
私に『ハイドロポンプ』が直撃する瞬間、アブソルが叫んだ。
そして、こちらに向かっていた、筒状の水は二方向に枝分かれした。
「『サイコキネシス』…?」
なんて便利な技だ。
アブソルはまた私の前に立った。
ﾈﾓ「何なの君ぃ?僕達の邪魔しないでよ!!!!!!!!!」
アブソルはネモの言葉を無視し、私に言った。
ｱﾌﾞｿﾙ「((無茶をするな。人間がくらったらひとたまりもないぞ。))」
「ごめ、ん。私ね、貴方が傷付くの、もう見たくないの。それはあの時の罪悪感がそうしてるんじゃなくて、私が貴方を大切に思ったからで…」
ｱﾌﾞｿﾙ「((…奇遇だな。俺もそう思っている…!))」
アブソルがそう強く言った瞬間、私の左腕のＺリングが淡く光出した。
やがてそれは眩い程になり、目を開いていられないくらいになった。
ﾈﾓ「くっ…何、この光…!」
ﾘｽﾀ「目を開いていられない…!」
相手のポケモン達も、忌々しそうに細めた目で、光をみつめている。
ｱﾌﾞｿﾙ「((Ｚワザを使える自身はあるか?))」
待ってるだけじゃ始まらないって、皆が教えてくれた。
「ある…。この、貴方を信じる気持ちがあるから。きっと、出来る。」
今なら分かる。
カプ・コケコがＺリングを渡してくれた理由が。
ｱﾌﾞｿﾙ「((そうだな。))」
「私達のゼンリョク!!」
(皆を照らす太陽のように…見守ってくれている月のように…!!!!強く、なりたいの!!!!!)
アブソルの身体を、黒い闇が包んだ。
その闇に、たった二点、翡翠の光が宿っているのだろう。
アブソルの闇と対照的な光が、私のＺリングから絶え間なく溢れる。
先ほどの光とは違い、私は目を開いていられた。
「アブソル…行くよ…!!」
ｱﾌﾞｿﾙ「((あぁ…!!))」
((『ダーク・ジェイド』!!!!!!!!!!!!!!』))
ラッキーアイテム
やみのいし
今日、貴女を手伝ってくれるのは?
サトシ「俺に任せろ!」
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ブランシュ(プロフ) - なな(アローラの姿)さん» ありがとうございます！そろそろ2章に突入致しますのでそちらも宜しくお願いします！ (2017年1月4日 16時) (
レス) id: ef066e5936 (このIDを非表示/違反報告)
なな(アローラの姿)(プロフ) - ブランシュさん» これからも頑張ってくださいね！ (2017年1月4日 14時) (レス) id: 65eb96f5a4 (このIDを非表示/違反報告)
ブランシュ(プロフ) - なな(アローラの姿)さん» ひえぇ…コメントありがとうございます！！初見で面白いなどと言って頂き恐縮です(´；ω；｀) (2017年1月3日 15時) (レス) id: ef066e5936 (このIDを非表示/違反報告)
なな(アローラの姿)(プロフ) - 初めまして！初めて見ましたが、面白いですね！ (2017年1月3日 15時) (レス) id: 65eb96f5a4 (このIDを非表示/違反報告)
ブランシュ(プロフ) - ゆっきんさん» ゲームも買ってみたいと思います！（今年度中には…） (2017年1月1日 23時) (レス) id: ef066e5936 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブランシュ | 作成日時：2016年12月8日 22時
