ポケットモンスター シエレトワール

第5話「戦闘!デルタ団」 ページ8

「___私達に、何の御用ですか」

Aが冷たく言い放つ。

女性「ナァに、大したモンじゃ無いよ。アタシらデルタ団のアブソルに、新しい御主人様ができたっていうから…どんなモンかと思ってねｪ。見た所、タダの小娘じゃないか。アタシらでも泣き顔が拝めるんじゃないかｨ?」

(__やっぱり、この人達…)

ｼﾝｸ「おい。A、真に受けるな。さっさと行くぞ。」

「ご要件が済んだ様でしたら、失礼させて頂きます。」

女性「待ちな。」

子分「ﾍﾍ…」

「…」

女性「アタシはアンタみたいな奴が一番嫌いなんだｮ。惨めなポケモン共に手を差し伸べて、ヒーローになろうって考えの…「違う!!!!!」

女性「ｧ?何だい。言ってみナ。」

「私はヒーローになりたいんじゃない…この子達は、私と同じなんです…だから…」

そこまで言うと、Aの瞳から雫が伝った。

ﾗｲﾄ「A、泣かせた…許せ、ない…」

ｼﾝｸ「あぁ。そいつは同感だ。」

シンクとライトが、Aを守るように立ちはだかる。

女性「あｧ。アタシらとヤろうって事かｨ。出てきな、坊や達!!」

眩い閃光に包まれて出てきたのはワルビアル3匹。

(…平等に戦うつもりは無いって事ね…)

ｼﾝｸ「ライト、準備は出来てるか?」

ﾗｲﾄ「ばっちり…」

ｼﾝｸ「A、指示を頼むぞ。」

「…うん。」

女性「準備は出来たかｨ?それじゃあイくよ!!!!」

______バトル、開始!!

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