ポケットモンスター シエレトワール

第2話「バトル申し込み…?」 ページ4

「シロナさん…!?姉さん今、シロナさんって言った
!?」

キッチンで紅茶の準備をしながら、Aは叫び声のように言った。

ｶﾄﾚｱ「ええ。アタクシの友達なのだけど…貴女に会ってみたいと言って聞かないのよ。」

「え…えぇぇ…シロナさんは憧れだけど、私にはちょっと…」
ｶﾄﾚｱ「貴女とバトルがしたいそうよ。」

「…はい?」

当然の様に聞き返す。
初対面でバトルとは…。

いや、トレーナー同士のバトルはいつも唐突に訪れる。
故に、別段不思議な話でもない。
ただ少しばかり、人と向かうのが苦手なだけだ。
本当に、少しばかり…。(２回目)

ｶﾄﾚｱ「いいじゃない?…ね?貴女達が戦うときたら、なんだかワクワクしてきちゃう…!それにね、私とシロナと交流のある、チャンピオンやジムリーダーを観客にしようと思うのよ。素敵じゃない?…4人くらいなのだけど。それでもだめかしら?」

「えええぇ!?そんなぁぁ…恥ずかしくて死んじゃうよ…」

ｶﾄﾚｱ「死なないわよ。あ、そうだわ。もし貴女がシロナに勝ったなら…」

「…勝ったなら?」

(何だろう、この興味をそそられる様な言い方…)







ｶﾄﾚｱ「貴女の選んだ地方を、旅して来ていいわよ。」









「…やります!!!!!やらせてくださいませ!!!」←

ｶﾄﾚｱ「連絡しておくわ。」

そう言って、姉は微笑んだ。

第3話「ライモンシティにて。」→←第1話「少女が願う事」

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