第23話「『ソーラービーム』」 ページ29
Aside.
私は元来、単純思考であったりする。
ポケモンバトルにおいて、たとえ相性が悪くとも、気合い(主にポケモンの方の)があればそれなりに渡り合えるのではないかと思っていた。
だが、相手はチャンピオンだ。
シオンには悪いけれど、チャンピオンのミロカロスには勝てそうにない…。
「シオン、ごめん…」
シオン「謝んな。Aが悪いわけじゃねぇだろ。それより、俺ァアイツが気に入らねェんだ。」
「え、どうし」
シロナ「Aちゃん?どうかした?」
そこまで言うと、シロナさんに不思議そうに尋ねられた。…それはもう、フシギソウに。
「あ、いえ、」
___そうだ。
私がポケモンの言葉を理解出来るって事、姉さん以外は知らないんだ。
独り言を言っているように聞こえるのは当然だ。
皆さんには、頭のおかしい子 だとは思われたくない。
(それにしても…気に入らないって、どうして?)
シロナ「そう?それじゃぁ行くわよ!ミロカロス、『ハイドロカノン』!」
(ええええ…えげつない…!)
「避けて!そのまま『シャドーボール』!」
シオン「悪ィけど、そいつは聞けそうにねぇな」
「…へ?」
間抜けな声も出るものである。
なぜならシオンは、今まで1度も私の指示に背いたことがないからだ。
シオン「行くぜェ!!!!!!!『ソーラービーム』だ!!!!」
シオンがそう言うと、彼の丁度頭上辺りに、緑の束の様なものが出来て行く。
(え!?…いつの間に覚えたの!?しかも、草タイプの技だし…)
シロナ「避けて!」
シロナさんは勿論そう指示したが、シオンはミロカロスを追いかけつつ、緑の束を集める。
グリーン「あのシャンデラ、何やってんだ…?A、『シャドーボール』って言ってたよな…?」
ダイゴ「あぁ、言っていたね。」
アデク「…となると、シャンデラの独断攻撃か?」
(独断…)
「シオン!そのままミロカロスに発射」
シロナ「シャンデラに向けて『ハイドロポンプ』!」
水色と緑がぶつかった。
『ソーラービーム』は命中し、深手を負ったミロカロスだが、当人は毅然としている。
_____一方、シオンはというと…。
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ブランシュ(プロフ) - スターゲイザーさん» いつもありがとうございます!更新頑張らせていただきます!間もなく夢主様が旅をしますので、それまで少しお付き合い下さい! (2016年12月29日 17時) (レス) id: ef066e5936 (このIDを非表示/違反報告)
スターゲイザー - 大誤算…(←あえて直さないww)皆からいやらしい目で見てる確定されてるww頑張って妹を守るのだ!カトレア!ww更新頑張れです! (2016年12月29日 17時) (レス) id: 66cb58fafd (このIDを非表示/違反報告)
ブランシュ(プロフ) - スターゲイザーさん» ありがとうございます!…そもそもイッシュ地方でのメガシンカは有り得ない筈なのですが…。思いの力というやつです(投げやり) (2016年12月29日 10時) (レス) id: ef066e5936 (このIDを非表示/違反報告)
スターゲイザー - おぉーきーストーン無しでメガ進化したーーー!?!?スゲー。最初アブソルのメガ進化見たときは飛行タイプが追加されたと思いました!カッコいいです!更新頑張れです♪ (2016年12月29日 10時) (レス) id: 66cb58fafd (このIDを非表示/違反報告)
ブランシュ(プロフ) - スターゲイザーさん» ありがとうございますー!頑張ります!私もアブソルが好きですねw (2016年12月27日 4時) (レス) id: ef066e5936 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブランシュ | 作成日時:2016年11月17日 20時