・ ページ31
「おはよう」
『ウーさん…』
なんだかク魔のプーさんみたいな響き…
「アトリか…」
『?』
ウエトト「僕のことはウエトトで良いよ。どうせ君は忘れるだろうし」
『ウエトトさん…』
何処と無く、眼の感じがダリ先生と似ている気がした。
ウエトト「君、僕達の仲間になる気はあるかい」
『ない』
ウエトト「そっか。アイツが変なこと言ったよね、ごめん」
『いえ、』
ウエトト「でも、君…やっぱりそうだ。」
ウエトト「元祖がえり。まだ完全的な様子では無いけど…いや、閉鎖的な空間に閉じ込められて悪周期になっているだけ?」
デジャブな感じがする。
ウエトトさんは一人、推論を繰り返していた。
ウエトト「君、名前は」
『A』
ウエトト「ジュラール家か…成程、通りで」
『?』
ウエトト「君の家系は少々複雑でね。」
ウエトト「今は毒味をして身を潜めているが、度々元祖がえりが生まれる。」
ウエトト「元々、君の家計能力はその思想を抑えるものなんだ。」
ウエトト「でも、たまに抑えられないやつが出てくる。」
ウエトト「君はどっちだい?」
『ぇ…?』
私の家系が元祖がえり?何、どうゆう事…
だって、私の家系は代々毒味……
***
家にはよく分からない週間があった。
月に1回、みんなでお茶を飲む、あのお茶は異様に不味かった。
でも、何故かそのお茶を飲んだ次の日はとても心が楽だった。
***
ウエトト「どうやら、君はまだコッチ側じゃないようだね。」
ウエトト「また処分を検討し直さなきゃ」
『お手数お掛けします。』
ウエトト「君、変な子って言われない?」
ウエトト「変なのw」
初めて見た元祖がえりの悪魔。
その笑顔はとても美しかった。
『へ…////』
恋に堕ちた。直感的にわかった。
でも、それと同時に危険信号が鳴った…
335人がお気に入り
「魔入りました!入間くん」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぃめぃ - ✕「ダンダリオン」○「ダンタリオン」 (5月16日 9時) (レス) id: 110462b49c (このIDを非表示/違反報告)
沈みゆく佐藤。(プロフ) - 新京さん» 伏線は頑張って張っておいたので色んな人に気づいて貰えて良かったです✨夢主の家系能力は結構気に入っています。これからも頑張って更新していきます!応援ありがとうございます!! (2023年3月29日 22時) (レス) id: 4118c67c05 (このIDを非表示/違反報告)
新京(プロフ) - しゅご…認識阻害でもってところでウー兄か!?ってなったけど、伏線回収エグいし、幸せな夢?が一貫してるの好きです。これからもお身体に気をつけて更新頑張って下さい!! (2023年3月29日 21時) (レス) id: 2f007b0654 (このIDを非表示/違反報告)
沈みゆく佐藤。(プロフ) - 黒灰白有無%さん» え、嬉しいです!前々から何処と無く匂わせはあったんですけど、大々的に…ってなるとあれが最初?ですかね笑目お大事にしてくださいね。更新頑張ります✨ (2023年3月25日 22時) (レス) @page26 id: 4118c67c05 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - え、あの好きです応援してます、あの26ページって伏線ですよね!気づいた時何でか泣きました 最新頑張って下さい!コメント失礼しました (2023年3月25日 20時) (レス) id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沈みゆく佐藤。 | 作成日時:2023年3月13日 21時