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love is not forever（1） ページ14
not視点
ﾂﾑﾙ「 やぁ、 」
『 ティッシュ持ってません？ 』
ﾂﾑﾙ「 うわっ、鼻水でろでろ… 」
もっと女子っぽい泣き方が出来ないもんかね、と心理医学教師は女子生徒に問いかける。
『 うわっ、男女差別 』
ﾂﾑﾙ「 残ねーん、魔界では通用しません 」
『 チッ 』
ﾂﾑﾙ「 うわっ、駄目なんだ先生に向かって 」
仲良さげに会話をする二人は、所詮ヒロインのお助けキャラ。
躊躇なくかされた役だが、昔はそうでもなかったかもしれない。
『 ねぇ、これで良かったんですか 』
ﾂﾑﾙ「 またそれ？ 君も心配性だね 」
ﾂﾑﾙ「 ……… 」
ﾂﾑﾙ「 はぁ、もう夜だ。 」
あたりは真っ暗。これは彼の心境を移したと言っても過言では無い。夜の学校だなんて怖さ満点だろうが彼女達が経験してきた生々しい現実に比べれば大したことはない。
ﾂﾑﾙ「 …なんであんなこと言ったんだろうな」
ことは、ツムルの学生時代へと遡る
love is not forever（2）→←ツムルの追憶（6）
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作者名：沈みゆく佐藤。 | 作成日時：2023年9月25日 15時
