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ツムルの追憶（5） ページ12
A視点
ﾂﾑﾙ「 でも、何度やってもクリア出来なかった。 」
だから、
合点が言った。
好感度を操作できるキャラ、ゲームバランスを崩す程の壮大な力。
たったこの時のためだけに、私はこの世界に来たの？私の過ごした日々ってじゃあ何、
『 なんなの、ほんと … 』
ﾂﾑﾙ「 ごめん 」
ﾂﾑﾙ「 でも、… これが、これでしかもうカオリを救えないんだ。 」
なにそれ、都合良すぎない？
＊＊＊
分からない。
なんであの部屋を出ているのが、なんでこんな人の気持ちを踏みにじるようなことをするのかなんでそれに私は協力するのか
ﾀﾞﾘ「 …やあ、 」
『 ごめんなさいｯ ダリ先生っ、… 』
『 ごめんねっ、カオリちゃんｯ… 』
▼ダンダリオン・ダリ
▽カオリ
[ 31% ]
[ --% ]
[ 9-% ]
[ 90% ]
ﾀﾞﾘ「 ？ 」
ｶｵﾘ「 ｸﾞｽｯ、ぐすｯ 」ｽﾀｽﾀｯ
ﾀﾞﾘ「 へ、 」
ﾀﾞﾘ「 ちょっとごめん… 」
『 (やっちゃった…) 』
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作者名：沈みゆく佐藤。 | 作成日時：2023年9月25日 15時
