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A視点
氷織「 こんな夜に海入って… 」
氷織「 どう考えても危険やろ…… 」
そういい、氷織くんは脱力している私の肩を持ち私の気持ちをお構い無しに岸の方へ連れてゆく
氷織「 昔から、考え無しやね。 ホント君は 」
「 そうだよ、私 … だめな奴なんだよ 」
「でも氷織くんの方こそ考え無しじゃない」
急に行方不明になって、どうしたかと思えば私の知ってる君はいつの間にか消えていた。
私の気持ち、わかってんの?
氷織「 考え無しやないよ 」
「 嘘つき 」
「 どうせ、逃げただけなんでしょ 」
分かってるよ、氷織があの家の中でどう思っててどのくらい辛かったか。
氷織「 僕は…… 独りやった 」
氷織「 誰も知らへんとこに逃げるしか、ないねん… 」
「 私はッ! ………捨てられたんだと…ずっと…… 」
「 私、…わたしは氷織くんのこと、ずっと… 」
氷織「 …… 」
氷織「 そうやね、僕は自分のことばっかで君のこと思いやれなかったし、君のことを結果的に取捨選択して捨てた 」
氷織「 今更、言い訳る気も、寄り戻すつもりもない 」
氷織「 僕が君のこと巻き込んだ 」
氷織「 別れよう 」
氷織「 もう、会われへん 」
氷織羊「 ずっと…ごめんな 」
「 氷織くん……… 」
氷織「 風邪、ひかんでね 」
そういい、氷織くんは自分の濡れていないジャージを私に掛けた
「 私ッ、まだ……離れたくないよ、 」
氷織「 … 」
氷織くんは振り向かずに、そのままただただあるいてった
けれど、曲がり角曲がったときに見えた氷織くんの横顔は泣いていた。
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タナタ(プロフ) - ねむさん» ありありがとうございます!共感してもらえて嬉しいです💗 (3月13日 9時) (レス) id: 4118c67c05 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ(プロフ) - この作品の氷織くん、分かりみが深すぎて、めちゃくちゃ好きです😭😭これからも応援してます🥰 (3月12日 23時) (レス) id: e74d35dd66 (このIDを非表示/違反報告)
タナタ(プロフ) - 弓月有無%さん» ありがとうございます!A子さんの恋人のどっちも好きでどっちかに決めれない優柔不断な感じとか、そういった作品の雰囲気全体が好きなので、そう言って貰えると嬉しいです! (2月25日 0時) (レス) id: 4118c67c05 (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無%(プロフ) - 完結おめでとう御座います!!後書きの漫画私も読んでて本当に元にされてて凄く嬉しかったです!身投げendも少し気になります.オチも人物もストーリーに合っていて、物語としても迚も面白く楽しかったです!!又再読してきます。是からもずっと応援しております!! (2月24日 10時) (レス) @page50 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沈みゆく佐藤。 | 作成日時:2023年11月27日 16時