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ハッと目が覚めた時には午後7時前だった。
そういえば私1回目が覚めてそれでなんか寝ぼけて…あぁーっ///。
これはまずいぞ。疲れてるとはいえ物凄く恥ずかしい事した記憶が…
降「起きたかー?」
タイミング良く入ってきた
貴「あ、あ、うん!おはよう!」
思わずキョドる←
降「あー。まぁ気にするな昔はよくあっただろ?」
貴「もう!忘れてよ!」
降「可愛かったのに?」
貴「馬鹿にしてるでしょ!」
降「してる訳ないだろ…」
トンと軽く押し倒されて一緒に布団へ寝転んだ
貴「零?」
降「あんな大声でキレてるA久し振りに見た」
零がそっと後から抱きしめ私の首筋に擦り寄る
貴「ごめんごめん、零が思ってるような事じゃないから笑。服部さんは多分本気で私の事心配してくれたんだと思う。だから零も彼の事責めたらだめだよ?」
降「……。」
貴「れーい返事は〜?」
降「…わかった」
少し不貞腐れながら私の耳元で呟く
貴「なんか懐かしいねー。小さい頃こうやって2人でよく寝てたね、零兄ちゃん」
懐かしさを感じて昔の彼の名を呼んだ。
降「懐かしいな笑。Aが幾つの頃だ?」
貴「小学生くらい?笑」
降「それくらいだな…」
ゆっくり息を吐き出す様に語る彼の手は少し震えていた。
貴「零、大丈夫だよ。私は勝手に消えたりしないから…」
怯えた気持ちに縋るように彼に答えた
降「あぁ。」
安心したのかぐぅぅ〜と私のお腹が鳴ってしんみりした空気が一変した
貴「お腹空いたって笑」
降「ご飯食べるか!笑」
貴「うん笑」
私も彼もいつも通りの笑顔を浮かべてリビングへ向かった。
降貴「ごちそうさまでした。」
2人仲良く手を合わせて食器を下げる
降「風呂入って来い」
貴「わかったー」
降「着替えは後から持っていく」
貴「了解〜」
浴室内はアロマキャンドルが置いてあり湯船はいい香りの入浴剤が入っていた。
ここ最近ゆっくり湯船に浸かる事がなかったから大分身体が楽になった。
それにしても零は意外と女子力高いな…
脱衣所に置かれた着替えに袖を通した
貴「零お風呂ありがとう〜。凄く疲れが取れた」
降「それは良かった」
貴「うん!それじゃごゆっくり〜」
そう言って浴室へ向かう彼を見送った。
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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時