可愛い彼女 降谷side ページ21
降谷side
降「俺は言った筈だ。傷付けたら許さないと。」
服「あぁ……。」
降「何を言ったか知らないが今のAの状況で言っていい事じゃないだろ。その証拠に見てみろ唯でさえボロボロなのに心までも抉られて仕舞いには泣いて喚いてこのザマだ」
服「悪かった……。」
降「フッ、そんな軽い言葉で済まされるのか。大したもんだな。」
俺はそう鼻で笑って彼女を優しく抱いて公安へ戻った。
マトリには落ち着いてから連れて行くか。
それよりも今はどうやってこの可愛い姫を本調子に戻してやるかを考えないとな。
よし、もういっその事帰って美味しいご飯食べさせてダラダラするか。
そうと決まってからは早かった風見が素早く荷物を纏めた上に人事部が嘆いていたので、と有給申請もしてくれた。
降「悪いな風見」
風「いえ、とんでもないです。Aさんの事宜しくお願いします。」
降「あぁ。例の件は引き続き頼むぞ。」
風「了解しました!お気を付けて!」
風見に見送られ駐車場に向かった。
降「俺は大丈夫だから今は自分の事を考えろ」
彼女が目を覚まさないのをいい事にそっと額にキスをした。
自宅へ戻ると眠り続ける彼女を寝室へ運んで食事の準備に取り掛かった。
降「あっさりしたものがいいか……」
頭の中で献立を考え作業にかかる。
ふと彼女が持っていた封筒の中身が気になって手を止めた
ダイニングテーブルの上に置いていてそれを手に取って中を見る
降「なるほど……」
中は彼女へ執拗に行われている嫌がらせ及び付き纏いの犯人であろう人物がまとめられていた。
『捕まえるのはこっちの仕事だから』
そう簡潔なメモも同封されていた。
降「全くそれならさっさと捕まえろ。なんの報告だ。」
相変わらず掴めない男だ。ブツブツ独り言を言いながらまた夕飯作りに取り掛かったがそれはまたすぐに中断する事となる
貴「れー」
まだ寝ぼけているのかトコトコ歩いてきてギューっと抱きついてきた
降「起きたのか〜。おはよう」
平然を装うが内心は今すぐ食べてやりたい←
貴「んー。よーしゃんにあやまらないとー」
あー、だめだ。可愛すぎる。
降「アイツの事は気にするな。暫く反省させとけばいい」
貴「んー。わかったぁー」
少し寝癖がついた頭を撫でれば彼女はまた寝室へ戻って行った。
あー。可愛いすぎる←
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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時