疲労感 ページ39
当「よっ」
貴「勇くん〜」
当「いい所で会えたな、ほいこれ隊長からの預かり物〜」
そう手渡されたのは先日の侵攻で得たデータなどの極秘物なのだか…
貴「勇くん一応これ大事なやつなんだけどな…」
当「細かい事は気にすんなって笑」
貴「まぁありがとう…あっ何か飲んでく?」
当「いや、俺隊長にすぐ帰ってこいって言われたからじゃな」
帰り際に無理すんなよっと言われ頭をポンポンとされた…
貴「お前こそ無理すんなよーだっ…笑」
遠くなる背中にそう言ったが勇くんには届いてないだろう
貴「あー疲れた……」
データの整理をしてついでに会社の事もしてたらいつの間にか朝になっていた。
ル「A起きろ〜って…寝てないのかよ。」
起こしに来たルラにそう言われボロボロのまま布団にダイブする
貴「あーっ…ルラおはよう。」
ル「全く…今日の任務は特別隊に出させるからお前は少し休め」
貴「うん…今日はそうする。ルラ宜しくね」
夢うつつの状態で返事をする
ル「だからー……え?わ、わかった。A本当に大丈夫か?」
貴「ん。寝かせて…」
普段はこの状態でも任務に入るが流石に今日は疲労感が勝り素直に甘えるとルラが驚き遠慮がちに本気で心配してきた。
ル「何かあったら呼べよ?じゃあな」
寝ると言った私に気を使ってくれたのか静かに部屋から出て行った。
貴「んっ…?」
物音と居るはずの無い人物の感触で目が覚めた
貴(何で太刀川さんがここに居るんだよ)
太「よぉ〜よく寝てたな。」
貴「あ、腕借りてたの…笑」
太刀川さんに抱きしめられる形で寝ていた。
太「ルラがAの様子見ててくれって言ったから来てみたら可愛い感じで爆睡だったし」
へへっと笑って返し身体を起こす
貴「んーっ!よく寝た…」
時刻は20時少し前。無機質なこの部屋に秒針の音が響く。
ポスっと隣にいる太刀川さんの肩に凭れた。
静かに時間だけが過ぎる世界が心地よく身を委ねる。このまま時が止まればいいのに…そんな願いも儚く消えてしまう。
《緊急出動、緊急出動、》
突如スピーカーから警報と放送が流れる。
貴「トリガーオン……こちら忍田、太刀川さんとB地区向かいます。」
通信機で連携をとって現場に迎った。
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Lia(プロフ) - いろえんぴつさん» リクエストありがとうございます!書かせて頂きます!また、前作も読んで頂き感謝です!!! (2017年4月6日 21時) (レス) id: d9808bcbfe (このIDを非表示/違反報告)
いろえんぴつ(プロフ) - リクエストいいですか?前作の最初に出水君が倒れる話があったじゃないですか、それ夢主ちゃんバージョンでお願いします!夢主ちゃんの愛され、最高です! (2017年4月6日 17時) (レス) id: ac804796b7 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 絵花さん» 絵花様コメントありがとうございます!これからも頑張らせていただきます! (2017年4月2日 0時) (レス) id: d9808bcbfe (このIDを非表示/違反報告)
絵花 - 面白いです!これからも頑張ってください!応援しています! (2017年4月1日 21時) (レス) id: c6fa3f1926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lia | 作成日時:2017年3月16日 23時