愛されA級は...2

お礼 ページ1

目を覚ますと自分の部屋にいた

貴(えっと…どうなったんだっけな…)

ｶﾞﾁｬ

磯「お嬢様、お目覚めですか？ご気分はいかがですか？」

貴「もう平気だよ笑ありがとうね」

とんでもございません。と軽く頭を下げる

磯「風間様たちは先程までトレーニングルームで模擬戦をしていらっしゃいましたがその後はお隣の客間にてお休みになられてます。行きますか？」

足元にスリッパを用意して上目遣いで尋ねるが答えは勿論決まっていた

磯「失礼致しますね」

背中と膝裏に腕を回し抱き上げられ車椅子に乗せられた

貴「自分で歩けるよ」

磯「いけませんよ、これ以上傷が開くといくら血があっても足りません」

外国人並の大袈裟なジェスチャーで言われる

磯「それにお嬢様のお身体に傷が残ってしまえば忍田様達にお叱りを受けますので」

貴「あー確かに」

屋敷全体暖房が効いているはずなのに寒気がしてきた


ｺﾝｺﾝ

磯「失礼致します」

貴「ご迷惑をおかけしました。もう大丈夫です笑」

小「A！！全くどれだけ心配したと思っているのよ！！」

宇「まぁまぁ、無事でよかったじゃん」

貴「すみません…」

小「今度買い物付き合いなさいよ…」

貴「うん！もちろん笑」

ぼそっとぶっきらぼうに呟く桐絵が可愛くて少し笑ってしまった

あっ！そうだった！

貴「よいしょっと…わっ！」

木「大丈夫か？全く」

立ち上がってレイジさんの所に行こうとしたら足元がふらつき支えられた

貴「///あ、スミマセン」

普段と変わらないはずなのに何故か照れてしまいカタコトの日本語になった

木「何を照れているんだ？」

シーンとなる空気に風間さんの咳払いが響き立ち上がった京介くんによってレイジさんの腕から引き離される。あぁ筋肉が…←

貴「磯山、持ってきて〜」

磯山が別室から持ってきた袋をレイジさんに渡す

木「？」

貴「これレジャーシートです、私の血がついてダメになったらしいので笑」

迅「あっ！それ予算オーバーで諦めたやつ！」

悠一が立ち上がって教えてくれた

貴「あ、ほんとに丁度よかった笑貰ってください笑私からのお礼という事で」

レイジさんは少し困っていたが納得してありがとうと受け取ってくれた。


嵐「流石経営者だな笑」

全「( Д ) ⊙ ⊙」

嵐「ん？( ˆ꒳​ˆ; )」

椅子に座ってお茶を飲むと准がドヤ顔で言ってきた。
私と皆を交互に見つめながらひと言。

嵐「Aすまない。」

衝撃→

ラッキーカラー

あずきいろ

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