歌い手リスナー系歌い手くんの日常 second

#75 ページ38

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僕がそう自己紹介すると一気に静まり返る部屋。

え、あ。どうしよう。

気まずい…んだけど。

沈黙にそろそろ押し潰されそうになってきたとき、ふとluzさんが口を開く。


l「RaiN…君？」

あ「…はい。」


じっと俺を見るluzさん。

やめて、控えめに言って顔に穴あく。

あのluzさんに名前呼ばれたってヤバすぎる。


だがしかしまた訪れる沈黙。

てかこれ俺のこと知らないのでは？


あ「あ、あの…。お邪魔でしたら帰ります…よ…？」

n「それはダメ。」

あ「へ？」


何いってるんですかこのラッパーは。

俺今間違いなく場違いですよね。


あ『大将、言った方がいいんじゃないっすか？w』

l「え？…あぁ、うん。」


そう言うとluzさんが立ち上がりこちらへ来る。

わ、身長たっか。足細。長。顔ちっちゃ。かっこよ。

なんだこの人。(ぶちギレ)


l「RaiN君初めまして。luzやけど。」

あ「は、初めまして。RaiNです。」

l「えっと、その、」


言いにくそうにしながらnqrseさんの方をチラッと見る。

その仕草でさえもイケメン。そしてかわいい。


nqrseさんが何か合図を送ったのかコクッと頷きもう一度僕の方を見る。

僕？大丈夫！目線は即下に落とした！！

今はluzさんの足見て頑張ってる！←


l「あの、RaiN君？」

あ「…はい。」

l「…RaiN君の歌ってみた、よく聞かせてもらっています…！めっちゃファンです！！」









(^q^)…！？



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