歌い手リスナー系歌い手くんの日常 second

#72 ページ35

-nqrse side-


どうも、nqrseです。

なぬせじゃないよ、なるせだよ。

本当は今ごろあらきの家に向かってたはずなんだけど反対方向へと俺らは向かってます。

RaiN君を連れて。


あ「え、あの、え、あ。」

n「大丈夫？」

あ「大丈夫デスヨ。もチロん。大丈夫でス。」

n「ロボットみたい。」

あ『へーいロボットマーン！』

n「うるさ。」

あ『お前がうるさっ！！』


いつもの茶番を繰り広げていると少しだけ笑みをこぼしたRaiN君。

あ、笑い方超かわいい。

今まで緊張からか全っ然笑ってなかったからキラキラして見える。


あ「あの、あらきさん、nqrseさん…？」

n「はーい？」

あ『へい！！』

あ「お2人はなんで僕がRaiNだって分かったんですか？あと、なんで助けてくださったんですか…？」

あ『あーね。』

n「やっぱ気になるよねー。」

あ『よし！なるせ説明していいよ。』

n「絶対めんどくさかったでしょ。」

あ『いやいやいや、やる気満々っすよ。』

n「じゃあやっていいよ。」

あ『いや、それはちょっと…。』←


絶対めんどくさいと思ってるよあらき。

はぁ、と大きくため息をつく。


n「ちょっとよろしくない内容なんだけどそれでもいい…ですか？」

あ「…おっけーです。」

n「わかった、実はね…。」








-

#73→←#71

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す