本と紙と少年と (ページ37)

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二十九冊目【なんとなく危ない子】ページ37

前回のあらすじ

グル君のおつかいが心配で尾行している

以上

「大丈夫かな…スーパーの場所わかるかな」

分からなければ誰かに聞いてみてとか
言えばよかった…失敗した

グ「すいません、近くのスーパーは
どこにありますか？」

そうそう聞いてる！！
やっぱり分からないか…

鬱「え、スーパー？コネシマ、この近くの
スーパーと言えばどこ」

コネ「は、そんなんこのまま真っ直ぐ
行ったら右曲がってすぐのとこやろ
鬱先生」

鬱「そうだって」

グ「ありがとうございます！」

近所の子かな？いい子でよかった

トン「ゴラ、大先生！
宿題したくないからって逃げ出すバカ
いるか！」

鬱「いや、コネシマが」

コネシマ「人を犠牲にするな！」

グ「…それでは」

トン「ん、ごめんねピポ助が迷惑かけて」

グ「いや、道を聞いてたので」

トン「そっか…あのクズでも人の役に
たてるんやな…見直したで大先生」

鬱「俺、めっちゃdisられてない！？」

なんとなく…危ない子に聞いたのかな…
てか、鬱君？でいいのかな、あの子すごい
disなれてる…同情した方がいいのかな

彼には悪いがしない方針でいこう
ね、ミケ

ニャア

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なんとか我々だ！のメンバー少しだけ出せた