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十一冊目【寝床】 ページ13
いつの間にか9時になっておりました
ちなみにあのまま無言が続きました
何話せばいいか悩んで...空気が思い
「もう、寝ようか」
一人言みたいに言ってみたら
ヨタヨタしながらついてきた...可愛い
「何かあったら隣の部屋に来てね
それじゃあ、おやすみ」
そう言って私はグル君のいる部屋を出て
自分の部屋に入った
〜夜中の一時〜
誰かが布団にいる感じがする
まぁ...いつものことだと思った、だって
あのお母さんたまにイタズラで人形を布団に
入れてくるから...でも今はお母さんはいない
それに寝息が聞こえてくる
ちょっと警戒しつつ目を開けたら
「え、グル君？」
グル君が布団の中にいた可愛い、
しかしなんでここにいるのかな...
そう思ってたら腕の包帯が見えた
もしかしたらその痣や傷に怯えているの
かもしれない...一人が怖いからここにいる
のかもしれない...そう思った
「今は、大丈夫だよ...安心してね」
私はグル君の頭を優しく撫でた
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作者名：アイネスト | 作成日時：2017年9月14日 18時
