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三｢ところでAサンは何でそんなに焦ってるんですか？｣
『あー…今死にそうなの私』
三｢はい？｣
『今！！死にそうなの！！私！！』
三｢聞こえてますって！そういう事じゃなくて…｣
『う、ごめん…実は…さっき家に帰ったらあの…灰谷蘭が居て、逃げるのにドア開けたらその弟が居て…』
三｢灰谷……それで逃げてきたんですか？｣
『弟にドアぶつけて逃げてきた…から多分私死ぬ』
三｢ブッッ｣
私が真剣な顔して事情を説明すると、三途くんが吹き出した。
え？面白いところあった？？？今の話に？？
三途くんはゴホン！と咳払いして気を取り直した。
『三途くんさては私の話信じてないよね？』
三｢信じてますよ。…ほら、｣
『…』
三途くんが急に私の後ろを指さして、ニコリと口角を上げた。
その瞬間 私は三途くんの腕を振り解こうとしたが、ギリギリと強く掴まれて振り解けない。
最悪だ、油断した。三途くんは多分…………
？｢よォ、さっきぶりだな？？｣
三｢後ろにいますし。｣
灰谷とグルだったんだ。
後ろを振り向けば鼻血が止まったのかこめかみに青筋を浮かべる弟と、ニッコリ楽しそうな顔の灰谷蘭が居た。
拝啓 お母さんお父さん
ここまで育ててくれてありがとう。
私、これで死ぬ。
『三途くんの頭がどピンクな時点で警戒しとけば良かったね…』
蘭｢おーおー、ソイツ、猫かぶってんぞ？｣
三｢ハァ？被ってねェ｣
『ウワ〜〜〜口悪！！私の中のお姫様三途くん消え去った』
蘭｢お姫様wwww｣
三｢は？スクラップ！！｣
『いやー！三途くんもう喋んないで！』
三途くんの急な声変わりならぬ性格変わりに耳を塞いでいると、顔面を鷲掴みされた。
え？私何普通に会話しちゃってんの？一気に現実に引き戻されたわ。
竜｢オイ…お前俺に何か言うことあんじゃねェの…？？｣
『言うこと…？エット…ドアのすぐ目の前に居たら流石にぶつかると思う』
竜｢違ぇだろ(怒) ごめんなさいは？｣
『何で私が…いっだい！！！顔が！！圧縮され…ごめんなさいごめんなさいすみませんでした！！！！』
蘭｢おー、竜胆怒ってんな〜？｣
三｢ブハハハ！！コイツから聞いたぞ！顔面ドア！｣
竜｢ヤク中は殺す……｣
三途くんの腕が離れ、灰谷竜胆(思い出した)の手も顔から離れている。
…これは逃げれるんじゃない？
私はそっと二人の間を抜けようとした。
蘭｢お〜っとAチャン？｣
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al8056(プロフ) - ほんとこれは、迷惑極まりないですよね…社会人(？)いや、大人としてルール守って欲しい騒動ですよね… (2022年2月21日 3時) (
レス) @page1 id: f13cfc1e4e (このIDを非表示/違反報告)
湊 - 彼氏に名前ってつけないんですか？もしつけるなら、蓮とか樹とか零とかはどうですか？ (2022年2月6日 19時) (レス) @page30 id: a05b0687be (このIDを非表示/違反報告)
鈴華 - か、彼氏ぃい！！！えっ、可哀想ｯｯｯ！！！ (2022年1月17日 18時) (レス) @page30 id: a63dbea87c (このIDを非表示/違反報告)
❄Snow moon🌙 - この小説面白かったです！！私的には、��番がみたいです！！ (2021年11月6日 19時) (レス) @page16 id: 844d47e37e (このIDを非表示/違反報告)
菜結(プロフ) - 皆さんコメントありがとうございます！嬉しいです(;_;)(;_;)彼氏とどうやって別れさせるかめちゃくちゃ悩んでます😹がんばります…！ (2021年10月23日 22時) (レス) id: 0510ed3b52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜結 | 作成日時：2021年9月29日 21時
