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チュンチュン(幻聴)
はて、ここは一体何処だろう。キングベッドのふかふかな布団の上で意識が覚める。
見渡すと何故か見知らぬ部屋…ではないな。昨日ここ来たわ。
目の前にはグッスリというかグッタリの方が合うような様子で寝ている幼馴染…万次郎がいた。
『ひえ…死んでる…』
万｢勝手に殺すな｣
『あ、おはよう万次郎』
万｢……うん。はよ。…寝れた？｣
『いや〜久しぶりにグッスリ！万次郎は？どうせろくに寝れてないんじゃなかった？』
私がそう言うと万次郎は俺もグッスリと笑った。
睡眠薬を飲まないと寝れないほどに酷かったらしい。
ハ？嘘つけ、あの頃のアンタはご飯食べたら寝るようなバブだったんだぞ？？？大人になったからって極端すぎるわ。
昔の様に抱き着いてくる万次郎の頭を撫でる。相変わらず髪の毛だけは綺麗だな？いつの間に白に染めたんだか。
私が万次郎の変わりように軽く引いていると、部屋の扉がノックされた。
『いいよ〜』
万｢Aが言うな、入れ｣
三｢ボス、今日の予定はどうしましょうか｣
万｢……とりあえず今日は全部お前に任す｣
三｢えっ、ですが今日は大口の取引が…｣
万｢任す｣
三｢ウッス。失礼します｣
『………』
三途くんはすっと音を立てずに部屋を出ていってしまった。
ゑ？？？？？
万次郎じゃん…天上天下唯我独尊男マイキー健在じゃん…
はわわ…と口に手を当てていると、万次郎は私から身体を離して向き合った。
そして、ゆっくりと万次郎の顔が近づいてきている。
『えっ、？近っ…』
万｢……｣
『ちょ、万次郎？どんどん距離が詰まってきてるんですけどー？』
万｢ちょっと黙っとけ｣
『え、いやちょっ』
むちゅ、と柔らかい感触
____を手に感じた。間一髪で口の隙間に手を差し込めた。
私の手越しに見える万次郎の顔は明らかにムッと不機嫌である。
万｢手、ジャマ｣
『ウワッ、そこで喋んないで！くすぐったい！』
万｢………うるさい｣
『っあ！』
グイッと強い力で両手を掴まれて、その瞬間唇が合わさった。
ただ、押し付けるだけのキス。
硬直する私を他所に、万次郎は気の済むまで顔を離さなかった。
『……〜〜〜〜っ』
万｢ハハ、A顔真っ赤だぞ｣
『アンタのせいだよ』(怒)
万｢そう怒んな、でも言ったろ？俺グイグイいくって｣
『や、でも…』
万｢Aが俺に惚れ込むまでやめない｣
『うっ…』
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al8056(プロフ) - ほんとこれは、迷惑極まりないですよね…社会人(？)いや、大人としてルール守って欲しい騒動ですよね… (2022年2月21日 3時) (
レス) @page1 id: f13cfc1e4e (このIDを非表示/違反報告)
湊 - 彼氏に名前ってつけないんですか？もしつけるなら、蓮とか樹とか零とかはどうですか？ (2022年2月6日 19時) (レス) @page30 id: a05b0687be (このIDを非表示/違反報告)
鈴華 - か、彼氏ぃい！！！えっ、可哀想ｯｯｯ！！！ (2022年1月17日 18時) (レス) @page30 id: a63dbea87c (このIDを非表示/違反報告)
❄Snow moon🌙 - この小説面白かったです！！私的には、��番がみたいです！！ (2021年11月6日 19時) (レス) @page16 id: 844d47e37e (このIDを非表示/違反報告)
菜結(プロフ) - 皆さんコメントありがとうございます！嬉しいです(;_;)(;_;)彼氏とどうやって別れさせるかめちゃくちゃ悩んでます😹がんばります…！ (2021年10月23日 22時) (レス) id: 0510ed3b52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜結 | 作成日時：2021年9月29日 21時
